ヘッドスピードアップで飛距離もアップ!効果的な練習法を紹介

みなさんは、自分のヘッドスピードをご存じでしょうか?ゴルフクラブを買うときに、ゴルフショップで測ってもらったという方もいると思いますが、正確に把握している方は少ないかもしれません。

目次

初心者のうちからヘッドスピードがどのような意味や役割をもっているのかを知っておくと、ゴルフ上達へのプロセスにおいてきっと役に立つでしょう。ここでは、ヘッドスピードと飛距離の関係から、ヘッドスピードを上げるための練習方法など、様々な視点で見ていきたいと思います。

ヘッドスピードと飛距離の関係

ヘッドスピードと飛距離の関係

ヘッドスピードとは、インパクト時、つまりボールを打つ瞬間の、クラブのフェース面のスピードです。同じようにボールにヒットするのであれば、ヘッドスピードの速さと飛距離は比例します。そのため、飛距離を出すためには正しいスイングを習得することに加えて、ヘッドスピードを上げることも重要とされています。

ヘッドスピードを上げる=力を入れて速くクラブを振るというイメージを持つ方もいるかもしれません。しかし、そのイメージでスイングをしてしまうと、ミスショットや、思わぬケガにつながるので、よろしくありません。まずは正しいスイングをすることで、ヘッドスピードが上がり、飛距離もアップするというイメージを持って練習に取り組むのが良いでしょう。

一般的なヘッドスピードと飛距離はどれくらい?

一般の男性アマチュアゴルファーのヘッドスピードは、平均38m/s~43m/sと言われています。平均飛距離は200~230ydほど。また、女性のアマチュアゴルファーだと、平均33m/sで飛距離は150yd前後です。

自分のヘッドスピードを知るには?

ヘッドスピードを測る一般的な3つの方法をご紹介します。

自分のヘッドスピードを知るには?

1.市販の測定器を使って測る

ヘッドスピードを自分で測れる機器が各社から発売されています。メーカーやモデルにより計測できる項目は異なります。

GDOゴルフショップでスイング分析器を見る

2.練習場などに設置されているスイング測定器で測る

最近では、スイングや弾道を測定できる機器が設置されているゴルフ練習場も増えてきました。測定器の設置有無や使用料については、事前に練習場に問い合わせると良いでしょう。

3.ゴルフショップの試打コーナーで測ってもらう

試打スペースとスイング測定器を設置しているショップであれば、そこで測ってもらうことができます。基本的には、ゴルフクラブの購入を検討している方の、試打やクラブフィッティングのためのものであるため、気軽にセルフで測れるというものではありません。

ヘッドスピードの上げ方

前述のとおり、ヘッドスピードを上げる=力を入れて速くクラブを振れば良いというものではありません。ここでは、ヘッドスピードのアップに効果的な練習方法をいくつかご紹介します。

1.腕のターンを使ってヘッドスピードを上げる力はあるのに、ヘッドスピードが遅い場合、インパクトからフォローにかけてグリップエンドの支点が流れてしまっている可能性があります。

正しいスイングでは、インパクトからフォローに入るときに、グリップエンドにブレーキが掛かり、ヘッドが追い越す瞬間があります。それによってヘッドが走ってヘッドスピードが加速します。

かといって、腕を無理にターンさせることでこれを解決しようとするのは良くありません。自然とヘッドが追い越す感覚をつかめる練習方法がありますので、ぜひお試しください。

「ヘッドスピードが今ひとつな場合~クラブが加速しない原因は?」を見る

2.体の回転を使ってヘッドスピードを上げる

腕だけでクラブを振ってしまうことで、体の回転を十分が生かしきれず、ヘッドスピードが上がっていないケースがあります。
この場合に改善すべきポイントは、テークバックです。テークバックを改善することで、ダウンスイングでも自然と体が回るようになります。

「ヘッドスピードを上げる基本!」を見る

3.ヘッドスピードを上げるためのトレーニング

ここでは女子プロゴルファーが実践しているシンプルな素振り練習法をご紹介します。ヘッドスピードを上げるための筋肉強化と、スピード感を体に覚えさせるための練習です。簡単で確実に効果の出る練習ですので、ぜひお試しください。

「女子プロレスキュー~ヘッドスピードを上げるには?金澤志奈」を見る

まとめ

「初心者のうちはヘッドスピードのコントロールなんてまだまだ」とお思いの方も多いと思いますが、正しいスイングがヘッドスピードアップと飛距離アップにつながることが、少しイメージいただけたかと思います。また、自分のヘッドスピードを知っておくことで、ゴルフクラブ選びにも役に立つので、機会があればぜひ自分のヘッドスピードを計測してみてください。