ゴルフを知れば知るほど、悩まされるパッティング。なかでも、ホールまで届かない弱気なパットは入る可能性のない悔やまれる1打となるはず。そんなミスパットのひとつの原因が、パターの芯を外したストロークミスにある。この度発売された『ボビーグレース』のパターは、“世界で唯一3つのスイートスポット”を持つという頼もしいモデルだ。
創業者である『ボビーグレース』がパター製作を始めたのは1989年。その名を一躍世界に知らしめたのは5年後の94年のこと。「THE FAT LADY SWINGS」を使用したニック・プライスが全米プロ選手権、カナディアンオープンと立て続けに優勝した。さらに翌年には「THE PIP SQUEEK」を発表。アニカ・ソレンスタムが愛用し初のメジャー制覇、その後の勝利にも大きく貢献し、一流パターとしての地位を不動のものとした。
97年からは大手クラブメーカーで手腕を発揮したが、“もっと自由な創作活動をするために”と09年にボビーグレース社を設立、新たなスタートを切ったのだ。