ナイキのゴルフシューズ「TW'14」が7月1日に発売された。今年2月発売のアディダス「アディゼロ」も好調が続くなど"靴戦線"がにぎやかだ。
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(上)アディダス「アディゼロ」
(下)ナイキゴルフ「TW '14」
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前作「TW'13」はタイガー・ウッズ本人のアイデアで、トレーニングシューズ「ナイキ フリー」の技術を採用。ソールの屈曲性を高めることで、フィット感が"裸足感覚"と話題になり、2万円台半ばと比較的高額ながらヒット商品に。新作のTW'14は、アッパー部分と靴ひもを連動させることでフィット感がアップ。足とシューズの一体感をさらに高めたという。「発売間もないですがナイキのゴルフシューズのなかで、いまもっとも売れています」(ナイキゴルフ広報)。
一方、ライバルのアディダスゴルフは今年発売になった「アディゼロ」が同社のシリーズとして「世界的にも過去最高の売れ行き」(同社広報)と好調だ。日本市場でもシェアが3割近いという。なかでもプロの使用率が高い「アディゼロツアー」が一番人気だ。シリーズの人気の理由は片足で300グラムを切る超軽量と、男女とも6モデルずつというバリエーションの豊富さなどが挙げられる。
外ブラ勢に注目が集まるなか、国内勢では、ゴルフシューズのイメージが薄かったアシックスに話題あり。プロの試合で塚田好宣、比嘉真美子という優勝者を出し、店頭でも人気に。今後も戦線加熱は必至?
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