週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 1/21
2014/1/14更新

発売1カ月で市場に存在感
ブリヂストンの黄色い進撃

 13年下半期(7月~11月)のドライバー売り上げランキング(左表)を見ると、11月8日発売のクラブが9位にランクインしている。1カ月足らずでそんなに売れたの?



 一気にランクインした人気のクラブとはブリヂストン「ツアーステージ Xドライブ GR」。当然ながら11月単月の売り上げは1位。これで五代目となるGRだが、過去にない好調な滑り出しだという。

 人気の要因は、何といってもツアープロの影響だ。契約プロの多くが新型GRの飛距離性能に惚れ込み、シーズン途中にも関わらずクラブをチェンジした。

 販売戦略もはまった。発売まで、プロはデザインの異なるプロトタイプを使用し、市場向けにはティーザー広告(商品の詳細を明かさず注目を集める手法の広告)で期待感をあおった。発売後は、ビビッドな黄色いカラーリングでクラブのデザインを大きく変えて〝進化〟を印象づけたのも、功を奏したようだ。

 男子ツアー最終戦の日本シリーズJTカップで、この新型GRが宮里優作にプロ11年目の初優勝をもたらしたことも市場に好影響を与えたはず。12月には下半期のランク首位のゼクシオ7の後継モデル、ゼクシオ8が発売されており、国産ブランドによる熾烈なシェア争いの行方も気になるところだ。

 
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