このアプローチの先生は・・・佐伯三貴プロ
- 【シチュエーション説明】
- ともにグリーンサイドの深いガードバンカー。アゴが高くてボールを上げなければいけない場合と、ボールがバンカーに埋もれ目玉になっている場合。
- 【佐伯プロのコメント】
- 「高く上げる時はフェースを思い切り開いて、緩まないように振り切ります。目玉のライではフェースをかなり被せておいて、ボールの下に“ドン”と打ち込む感じですね」
- 【井上透プロの解説】
- 「アゴの高いバンカーでは、フェースを大きく開くのは大前提です。加えて大切なのが構えです。佐伯プロのようにヒザを曲げて低重心にして、ハンドダウン気味に構えます。ボールを上げたい時ほど、球の位置は左足寄りで右足体重になります。目玉の場合はいくつか方法がありますが、この打ち方の場合は思い切って30度ぐらいフェースを被せてください。最初からウエイトは左足寄り。ヘッドをボールの下に確実に入れる意識を持ってください」
- 解説:井上透
- 佐藤信人、加瀬秀樹、宮瀬博文、川岸良兼などのツアープロへのレベルの高いレッスンに加え、近年は、技術だけではなくルールやマナーを教えることで社会性の高いジュニアゴルファーを育成してきた。
取材協力/廣済堂レディスゴルフカップ、千葉廣済堂CC、ニチレイPGMレディス、美浦CC
■メーカー:ミズノ
■商品名:MP-T ウェッジ
フェースを開いてもしっかりとバウンスを効かせて打てるので、高いアゴを越えるイメージもわきやすいウェッジだ。
■メーカー:ブリヂストン
■商品名:ツアーステージ NEW X-ウェッジ 黒染め
抜けの良いラウンドソールとストレートネックで、優れたコントロール性能を持つ。点で狙えるヘッド形状のウェッジだ。
■エリア:近畿
■ゴルフ場名:グランデージゴルフ倶楽部
ガードバンカーのあるアプローチ練習場は広々としていてコンディションも良好。コースと同様のグリーンの状態で練習することが可能。