INTERVIEW
ジャガーE-PACE
×
プロゴルファー森田遥インタビュー
Vol.3 森田プロの愛車へのこだわりとは
森田選手は2017年に日本ツアー初優勝を果たした成長著しい女子プロゴルファーのひとり。
豪快なドライバーショットと繊細で安定したパターを巧みに操るプレースタイルや、更なる高みを目指す姿勢が、
ジャガーのブランド精神である”THE ART OF PERFORMANCE”と合致することから、今回の契約に至った。
優しさと強さ、あどけなさと自信、それぞれのファクターがひとりの女子プロゴルファーの中で結実している。今期もLPGAツアーの中で着実な足跡を残す森田遥プロの存在感は増すばかりだ。
先日開催された「宮里藍 サントリーレディスオープントーナメント」の2日目、6連続のバーディ、ノーボギーで一気に首位に浮上してみせた森田プロは、勢いづいた時の無敵の強さを周囲に改めて知らしめたのだった。若さゆえの勢いだけではない、針の穴に糸を通すような精密なショットをさらりと披露する様子にはベテランの風格すら漂う。森田プロのプレー見た後で、ジャガーFペイスのステアリングを握る彼女を見ると、イギリスが誇るプレミアムSUVがすっかり馴染んでいる印象が伝わってくる。若い女の子が無理して高級車に乗っているような感じが微塵もしないのである。
現代のイギリス車はおしなべてプレミアムカーが多い。一方我が国におけるプレミアムカーの認識は成功者のクルマ、歳をとって成熟した人が乗るクルマと言う認識に落ち着く。ところが階級社会の仕組みが根強く残るイギリスでは、若くしてジャガーのステアリングを握る人も当然のようにいるのである。老若男女を問わずイギリスでジャガーのステアリングを握っている人を見ると、実に自然体で乗りこなしているように見えるのは、彼らが“然るべき人”だからなのかもしれない。そしてもちろん、ジャガーのブランドアンバサダーを務める森田プロも“然るべき人”といえる。
21歳の若さだがトッププロの風格漂う森田遥プロ。ギア選びを慎重にこなす彼女は、身の回りの品にも人一倍の拘りを持っている。
──森田
「人とかぶってしまうのがいやなんですよ。人と何かが一緒と言うのが好きじゃない。普段の服でも携帯電話のカバーでもなんでもそう。自分だけ、個性的な感じでいたいんです。そう言うところは、自分のゴルフにも通じているかもしれません」
見た目においても、ゴルフのプレースタイルに対しても、自分だけの形に拘る。彼女の愛車であるジャガーFペイスもまた、自らの確固たるスタイルを持った大人のクルマといえる。ジャガーと言うクルマは乗り手の年齢ではなく精神性を問うているのかもしれない。
──森田
「ジャガーFペイスの色はけっこう悩みました。どのボディカラーもいかにもイギリス車らしい深みのある色で良く似合っているんですが、その中でも特にカッコイイ色はどれなのかなと」
──森田
「クルマの運転は大好きなので、試合とか練習の時以外にもドライブしたりします。香川に帰る時はいつも長距離ドライブになるけど自分で運転するのが好きです。ジャガーは何しろスタイルがいいし高級感に溢れているクルマですけど、でも乗るときに変に緊張したりということはないですね。例えばスッピンのままで乗っても、クルマの高級感が私をよく見せてくれるんじゃないかと思って(笑)」
日中はアスリートとして日焼けた肌で鮮やかなプレーを見せる森田遥プロだが、トーナメントの前夜祭のようなシーンでは意外な表情を見せることもある。彼女の愛車であるジャガーFペイスもまた、昼の快活なイメージと違うプレミアムな夜の装いで森田プロをエスコートする。
──森田
「前夜祭に行くときは、もっとしっかりお化粧して、キレイにしていきますよ(笑)。でも私は若手なので、エントランスの前にクルマをドンッと横付けしたりすることはほとんどありませんね。会場でも控えめにしていますから」
ゴルフを離れた時の自身の性格を「優柔不断」なときもあると言う森田プロだが、もちろんクラブを構えフェアウェイを見通す時のトッププロの心中に迷いなどあるはずもない。
ジャガーという確固たる個性の中に、自分との接点を見つける作業を大いに楽しんだという森田プロだが、Fペイスの中で特に気に入っているのはインテリアなのだという。
──森田
「革の感じがとっても高級感があって好きですね。夏はひんやりして涼しげだし、冬は温かい感じがする。シートの形とかインテリアの雰囲気もシンプルでとても上品な感じがします」
イギリス車のインテリアは、クルマを操縦する、もしくは移動空間の椅子でありながら、どこか家を思わせる。随分と時間は経っているが品の良いイギリスの家の室内。イギリス車の中では飛び切りスタイリッシュであることを特徴とするジャガーでもその公式は変わらない。外界と隔絶されたジャガーの室内は整然としてはいるが、素材や造形が他にない安堵を醸し出す。
──森田
「ダイヤル式のシフトセレクターも。最初は少し驚いてしまったけれど、使い心地はいいし、なによりカッコ良くて気に入っています。私の場合、根を詰めてずっと練習し続けない方が調子が良いことって多いんですよ。だから気分転換をけっこう大事にしています。もちろんFペイスとともに過ごす気分転換ですよ」
練習や試合、そしてプライベート、ジャガーFペイスと自然体で付き合う森田遥プロの可能性は限りなく大きい。