No.451 『咀嚼の力で技量は上る』
8/4更新
足のバタつきを直したい。
「私はどうしてもスウィング中、足がバタバタしてしまいます。しっかり踏ん張れずに、フォローからフィニッシュでは、右足が大きくめくれて、左足かかとが外側を向くような動きになってしまいます。よくプロの選手は、靴の中で足の指が地面をつかむように踏ん張っている、などといいますが、全く上手くできません。」
(埼玉県・40歳)
挟み打ちが最善。そして咀嚼せよ
フォローからフィニッシュにかけてオチンチンを両の太ももで挟み込む意識と行動を取りなされ。
意識と行動の二段重ねで結果は出るものであって、意識だけじゃ結果は出ないものだ。行動もやってるつもりじゃ行動になっていない。
しかし、ゴルフには意識と行動の遊離はよろしくない。行動の具現には何等かの手段は要ります。
貴兄はオチンチンの挟み込みをやればよい。オチンチンの体温を感じる事、出来なければ挟み込み内は不十分。挟み込める程の太ももの太さとオチンチンの大きさを持っていない、と叫ばれても、それはこの際、関係なしの問題だ。
細くっても小さくってもひざ関節、股関節が硬くっても挟み込めるものである。
実例は沢山あります。俺、小さいからなァ、と心細気に呟いた進化論塾生、挟み込みのフィニッシュ作りに成功していました。太さ、大きさじゃない。太さ、大きさに頼ってたんじゃ事は前に進まぬ。
挟み込みのフィニッシュ取れば足の余分な動きは抑えられます。貴兄は挟み込みで打て。
フォローからフィニッシュの間の意識と行動。それでは遅いと感じるのであれば、インパクト前の挟み込みの意識と行動取ればよいでしょう。考えて想い、想いて考え、そして感じる領域に入ればハンディ5にはなっている。
考えを咀嚼すれば想いに達し、想いを咀嚼すれば考えに通じるとゆう気はします。やはり咀嚼は必要だ。考えと想いをよく噛むのは知恵用の手段かと思う次第。
挟み込め。そして、何故、挟み込むかを咀嚼せよ。咀嚼の力で技量は上りて行くものだ。
この「野性塾スペシャル版」は週刊GDの過去の連載からピックアップして転載したものであり、周囲の状況が現在と異なっていることが多々あります。
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