No.459 『距離感を合わせるにはSW打ちに徹せよ』
10/6更新
距離感の合わせ方を教えてください。
「私の悩みは距離感。どの番手を使っても距離感が合いません。SWなら腰から腰の振り幅、など一応自分なりの基準は設けているつもりなんですが……。どうすれば距離感は合ってくるのでしょう。教えてください。」
(愛知県・39歳)
ジャイロスウィングとともに、ティアップしたSW打ちで勘を磨け
ひざの動きが硬いとそうなる。そして、ひざの動きが硬いと気持ちも硬くなるものだ。
硬さは自信を生まぬ。生まれたとしてもすぐに崩れ行くモロさを持つ。
貴兄は両のかかとをくっつけてつま先を30度に開いた構えのジャイロスウィングで打て。
ショートスウィングは球を叩く基本形を作るスウィングであり、ジャイロスウィングは作ったあとの癖の修正と長所の修正、それにリズム作りのスウィングであるが、貴兄の距離感合わぬ打ち方は悪しき癖を見せてはいるようだ。
ジャイロで打ち、まずは現在の貴兄のスウィングのどこかでジャイロの打ち方を苦痛と感じるであろうから、その苦痛の部分を変えていけばいい。
ジャイロスウィングでスムーズに打てた時、貴兄の悪癖は姿を消している。
次に勘の鍛錬は要ります。練習場、ティアップした球を打てばよい。持つクラブはサンドウェッジ。
サンドウェッジ打ちに徹することだ。気まぐれ、適当は勘の養成にならぬ性分。ティアップした球は多くを教えてくれます。
この「野性塾スペシャル版」は週刊GDの過去の連載からピックアップして転載したものであり、周囲の状況が現在と異なっていることが多々あります。
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