ゴルフダイジェスト雑誌・出版情報>ゴルフ野性塾SP
ゴルフ野性塾SP

No.453 『夏のゴルフは無理をするな』 8/25更新


夏ゴルフが苦手です。

「私は以前、熱中症で倒れたことがあり、夏ゴルフが苦手です。強い陽射しと熱さで集中力は著しく減退しますし、粘り気のあるラフには手こずる。塾長は夏場のゴルフで工夫していることはありますか?」

(滋賀県・40歳)


我慢も無理も無用。

photo

夏場のゴルフ、無理はしません。眠たいときは眠るが一番。腹が減ったときは食べるが一番。喉が渇いたときは飲むが一番だ。

私は秋のゴルフの約束はするが、冬と夏はしないことにしている。

寒いとき、気候不順のとき、暑いときは体調もやる気も変わりましょう。冷たい雨降る日、ゴルフやる約束してたんじゃ風邪ひく覚悟で出かけなきゃならない。

春と夏も同じだ。体調崩す覚悟は要りますものね。覚悟してまで、ゴルフやりたいとは思いません。だから冬と春と夏のゴルフ約束はしないようにしています。

気まぐれ、気侭、適当は覚悟要らずのありがたき性分。仕事であればいつのときも覚悟は必要ないけれど、仕事でなければ覚悟は背負いたくない。

だから私は約束しない。やるのであれば朝の電話1本で決めればいいメンバーコース持っていれば、それができる。私はメンバーコース持っていないが、友人たちが待っている。友人のものは私のものだ。

だからこの5年、冬と春と夏のゴルフは朝起きたときの気分と体調次第で決めてきました。電話1本です。電話1本の付き合いでよければ仲間に入ってください。

気侭、我侭な者ばかりですが、決めた後の行動は早いし、約束したことを破る者はいません。気楽な連中です。信頼できる者ばかりです。

貴兄は私と同じ58歳。私の友も同年齢。眠るが一番。食べるも一番、飲むも一番。仕事も一番。発情に関しては、個人差もありましょうが、私は枯れました。ご自愛あれ。




この「野性塾スペシャル版」は週刊GDの過去の連載からピックアップして転載したものであり、周囲の状況が現在と異なっていることが多々あります。

つづく
back No.452 50歳を越えてからの練習法 (8/11)
目次
No.454 素振りで上達する方法 (9/1) next
No.459 距離感をあわせるには・・・ (10/6)
No.458 バックスウィングは・・・ (9/29)
No.457 選手のマナーについて・・・ (9/22)
No.456 助言で崩れたら、新たな・・・ (9/15)
No.455 一途に6アイアンを打ち続けなさい (9/8)
No.454 素振りで上達する方法 (9/1)
No.453 夏のゴルフは無理をするな (8/25)
No.452 50歳を越えてからの練習法 (8/11)
No.451 咀嚼の力で・・・ (8/4)
No.450 球落ちの原因は・・・ (7/28)
     
   
 
坂田信弘

京大中退からゴルフを目指した異色プロゴルファー。主として週刊ゴルフダイジェストを根拠として漫画の原作、競技観戦記、レッスン書、レッスンビデオなど八面六臂の活躍をしているが、現在は次代のゴルファー育成のため開始したジュニア塾の塾長として脚光を浴びている。スウィング型を作るための「ショートスウィング」を提唱。
 
このページのトップに戻る top