ゴルフを始めたときから、「スコア100切り」は私にとって大きな目標でした。でも、今になって思い返すと、その頃は目の前のボールをうまく打つことだけに夢中になっていて、他のことはほとんど何も見えていませんでした。プレー中はいつもバタバタしていたし、ボールを打つ以外の余裕がまったくなかったです。（笑）

YouTubeではいろいろな企画に取り組んでいて、私は幸いにもプロゴルファーの方々や上手な先輩ゴルファーたちと一緒にプレーさせてもらう機会に恵まれていました。そんななかで、スコア向上のアドバイスとしていただいたのがコース戦略の大切さでした。

ホール毎のレイアウトをしっかりと見て考えて、どこを狙って、どんな番手で打つのかをよく考える。たとえミスショットしても大叩きにならないように、どういうふうに狙い所を定めるべきなのかを常に考えておく。そんなコース戦略を立てるための必需品となるのが、レーザー距離計なんです。

「スコア100切り」前からレーザー距離計を使っていたのですが、当時はピンまでの距離を測って、その距離を打つというシンプルな使い方しかしていませんでした。けれど、コース戦略の大切さを知り、目標を達成して「もっとうまくなりたい！」と思ってからは、レーザー距離計を今まで以上に活用するようになりました。

例えば、ピンまでの距離とグリーン手前エッジまでの距離を測定しておく。そうすると、自分のアイアンでのキャリーの距離を踏まえて、どういう番手選びをすれば、パーを取りやすいかを考えられるようになります。エッジまでの距離をキャリーで打ってランで転がしてピンまで打つのか、手前にバンカーなどのハザードがある場合にキャリーでピンまで打っても良しとするのか。そういった考え方ができるようになりました。

レーザー距離計を活用して、ショットの前にコース戦略を立てておくと、たとえミスショットをしても想定外のミスにはなりません。想定している範囲内のミスであれば、次のショットでのリカバリーもしやすくなるんですよね。こういうゴルフができるようになってからは、1ホールで「8」や「10」を打つような大叩きが格段に減り、平均スコアが良くなっていきました。スコア向上のためにはショットのスキルを上げるだけでなく、レーザー距離計を使ってきちんと打つべき距離を知ることが、とても大切なのだと自分の経験からも実感しています。

女性用のゴルフウェアは、ポケットの数が少なかったり、ポケット自体が小さかったりするんです。けれど、「PowerShot GOLF」は本体がめちゃ小さいから、プレー中はポケットに入れておけるし、軽量なのでノーストレスで過ごせます。女性の手の中にも収まりやすいサイズ感なので持ちやすくて、手ブレ補正機能もあるので計測もしやすい。もちろん、高低差を加減算して打つべき距離を表示してくれる機能も便利に使えます。

なんといってもいちばんのおすすめポイントは、動画や静止画の撮影機能が搭載されているところ。プレー中のふとした瞬間に、ポケットからレーザー距離計をパッと取り出して撮影までできてしまうのはスゴイです。そのうえ計測した距離も写真や動画に一緒に残せるし、画像自体がとてもキレイ。ズーム機能（望遠倍率12倍のデジタルズーム）なら、遠くの景色も大きく見えるので、さすがキヤノンさんの製品だと思いました！ 私はゴルフ場ではYouTubeの撮影をしていることがほとんどですが、今後はカメラマンさんが側にいないときの決定的瞬間を、私が「PowerShot GOLF」を使って撮影する機会が出てきそうです。

ゴルフをしていると、どんな人にも記録に残しておきたいシャッターチャンスがあるはず。そういう楽しい瞬間を思い出として残すために、撮影機能はとても便利に使えます。また、自分の今日のゴルフを写真や動画で記録しておいて、今後のコース戦略や上達のために使うのもいいですよね。カジュアルにゴルフを楽しみたい人、シビアにスコア向上を目指す人、どちらのタイプのゴルファーにも「PowerShot GOLF」の撮影機能は役立ってくれると思います。