No.391 『利き腕の脇には風を通す』
4/5 更新
トップでシャフトが斜め上を向くのは?
ショートスウィングは両腕地面に平行ですが、ドライバーでシャフトは地面に平行が一番いいのでしょうか。私の仲間でシャフトが斜め上を向いているのですが、ものすごく安定しています。肩もしっかり回っています。このトップスウィングをどう思いますか?
(愛知県・35歳)
回転重視、倉本タイプのスウィングです
腕先のバックスウィングは体の回転を抑えて行く。左ひじを伸ばし、左手首を使わないバックスウィングは体の回転を要求する。ただ、それだけの事。倉本昌弘のスウィングがその典型である。
リスト使いのスウィングはタメの型を重視し、リスト使わないスウィングはスウィングスピードを重視してくるものだ。ヘッドスピード重視か、スウィングスピード重視か、の違い。貴兄はいずれを重視する? 重視方向の違いでスウィング観は大きく変わるものだ。
私はリスト使いのスウィングは好みません。トップ時、ひじを絞り込んだ右ひじが地面に垂直に向く出前持ちトップ型は好まない。利き腕の脇には季節の風を通すべきと思う。利き腕の脇、汗をかいてはいけないと思っています。
貴兄の友人の打ち方は非常に良い打ち方だと思う。トップ型、理想でしょう。
この「野性塾スペシャル版」は週刊GDの過去の連載からピックアップして転載したものであり、周囲の状況が現在と異なっていることが多々あります。
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