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ゴルフ野性塾SP

No.410 『曲がってもいい、飛距離を伸ばせ』 8/23 更新


距離を落としてコントロールすべきでしょうか

飛距離は230ヤード。私のゴルフには十分です。この飛距離でも曲がります。少し落として220ヤードでもいいので曲がらない打ち方はないでしょうか。いつもフェアウェイからセカンドを打てるゴルフがしたいのですが・・・。

(鹿児島県・42歳)


曲がる人は、抑えても曲がります

photo 250ヤードに伸ばすべきです。

理想を申せばフルスウィングして曲がらぬを理想のスウィングと申し、理想のリズムとも申すのですが、飛距離出る方ほど、この理想は適い難いものでしょう。なれど飛んで曲がる方は飛ばなくても曲がるものだ。飛んで曲がらない方は抑えて打っても曲がりはしない。

飛んで曲がらないからプロやトップアマ、抑えて打っても曲がらないからプロやトップアマなのであって、曲げたくないから力加減のコントロールで真っすぐな球をと望んでも曲がりスウィングのお方はやっぱり球を曲げて行く。

飛距離落として方向性の確保出来る技量は、ハンディ5から先。その辺りの勘違いが多過ぎるように思う。飛んでも飛ばなくても曲がるものは曲がるのです。要はスウィング。

貴兄は飛距離を伸ばせ。10ヤード、20ヤードと伸ばして行け。伸ばし行く中で何かが見つかるであろう。その何かが貴兄に飛距離と方向性を与えてくれると思う。6アイアンのショートスウィングが理想を得る最善の手段と私は思っています。

努力あれ。




この「野性塾スペシャル版」は週刊GDの過去の連載からピックアップして転載したものであり、周囲の状況が現在と異なっていることが多々あります。

つづく
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目次
No.411 トラブル対処の自己ルール (8/30) next
No.459 距離感をあわせるには・・・ (10/6)
No.458 バックスウィングは・・・ (9/29)
No.457 選手のマナーについて・・・ (9/22)
No.456 助言で崩れたら、新たな・・・ (9/15)
No.455 一途に6アイアンを打ち続けなさい (9/8)
No.454 素振りで上達する方法 (9/1)
No.453 夏のゴルフは無理をするな (8/25)
No.452 50歳を越えてからの練習法 (8/11)
No.451 咀嚼の力で・・・ (8/4)
No.450 球落ちの原因は・・・ (7/28)
     
   
 
坂田信弘

京大中退からゴルフを目指した異色プロゴルファー。主として週刊ゴルフダイジェストを根拠として漫画の原作、競技観戦記、レッスン書、レッスンビデオなど八面六臂の活躍をしているが、現在は次代のゴルファー育成のため開始したジュニア塾の塾長として脚光を浴びている。スウィング型を作るための「ショートスウィング」を提唱。
 
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