No.424 『ボールのどこを見ている?』
12/9 更新
球のどこをどの程度見ればいいのか・・・
塾長は構えたときボールのどこを見ていますか。ボヤーッと見ていますか。それとも球筋を作るために、右側を見たり左側を見たりしますか。よくボールを見なさいと言われますが、どこをどの程度、見ればいいか教えてください。
(東京都・40歳)
まず徹した眼線を持つことをす勧めます
凝固の眼線で見る事はありません。然り気なくの眼線でボール周辺の気配眺めているだけ。
ゴルフ始めたばかりの時は凝固の眼線であったと思う。その内、1点の眼線となり、次に眼線が広まり、広まると同時に然り気なさ生じ、今は何を見るともなく、球叩く前の気配眺めているだけ。
球の真上を眺めればフェード球生じ、球の右側眺めればドロー生じるが、それとても気配眺め始めてから出始めた球筋じゃあります。今は気配眺めてスウィング始動に入っていますが、この先、どう変わり行くのかに然したる興味もない。出て来たものは有り難く頂戴するだけの事。
貴兄はどこを見ている。ボールを眺めながら己の心の中の恐怖や不安を眺めているのか。何かに徹する事だ。徹すれば何かが訪れよう。徹しなければ嗅ぎ回るだけで終わり、新たなものが訪れる事はない。
噛みつけ。それが徹する事だ。フックが欲しければ球の右端を眺め、スライス欲しければ球の真上を眺め、その眼線、固めて行けばよい。その内、貴兄はストレートボール生じる眼線に出会うと思う。それまでは、一の眼線に徹せよ。
この「野性塾スペシャル版」は週刊GDの過去の連載からピックアップして転載したものであり、周囲の状況が現在と異なっていることが多々あります。
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