No.428 『勝利欲を捨てなさい』
1/21更新
同じレベルの仲間と回ると調子が狂います
月1回はラウンドするコースのメンバー相手に完敗しました。スコア的には同じレベルなのですが、どうも一緒に回ると分が悪い、たいてい前半に差をつけられて、後半焦って自滅するパターンです。いつも負けている仲間に勝つ方法を教えてください。
(岡山県・38歳)
まずは負け続ける事だ
欲を捨てるは「力」なり
まずは負け続ける事だ。その内、勝つ時は来よう。負け続けて行く中で己に何が足りていないかは分かる。だが残念にして勝つ時来ないとゆう事もあり得る。その時は相性悪い相手とゆうだけの事。それで済ませればよい。
勝ちたいと欲すれば体技心の歯車、噛み合い悪くなって滑りもしよう。欲は時に磨耗の乾きを作り、欲は時に滑りの湿りをも作る。欲を己のものにするは難しい。欲に揺らされ、欲に踊らされ、欲に眼をふさがれて行くのが人の性かも知れない。
己の欲を己のものにした人は成功者だと思う。欲を己のものとした方は少ない。我が道、成功の気配なし。それでも然り気なく生きて行けたは運が良かった。
貴兄はライバルへの勝利欲を捨てよ。捨ててみて分かる事もあり、見えて来るものもあろう。欲は霧かも知れない。霧飛ばしの風は要る。欲を捨てよ。空を眺めて18ホールを歩け。その先に何が待つのかは分からぬが、これまでとは違った貴兄の心、待っているような気はする。
捨てよ。捨てるは力である。
この「野性塾スペシャル版」は週刊GDの過去の連載からピックアップして転載したものであり、周囲の状況が現在と異なっていることが多々あります。
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