No.278 『ヒール合わせに構える癖』
1/20更新
ナイスなスウィングをしたい
私は30代でゴルフに目覚めました。近頃練習場でアドレス時にボールをヒール寄りに置いて構えると、ちょうどクラブの芯で捕らえられます。フェースの中央にボールを置いて打つと先端に当たってしまいます。なぜか? それはお腹と胸が邪魔して軌道が変わってしまうからかな・・。この重量オーバーの体をゴルフ共々「ナイス」にするにはどうしたらよいでしょうか。
(愛知県・40歳)
ヒール合わせは「基本」です
ゴルフスウィングとは筋肉の記憶である。貴女はこれ迄の練習でヒール合わせの打ち方を筋肉に記憶させて来た訳だ。
貴女はヒール合わせの打ち方が悪いと思っておられる。違う。ヒール合わせの打ち方は立派な打ち方である。プロの中にもアドレス時、ヒール合わせの者は何人もいる。トウ寄りに合わせる者もいます。
私はヒール合わせも経験し、トウ合わせの打ち方も経験して来ました。貴女がヒール合わせを嫌う気持ちが分からない。何故?
ヒール合わせは貴女の基本アドレスです。今迄通りの打ち方を変える必要は全くありません。
基本はある。そして基本より変化していく基本がある。ヒール合わせは変化の基本。気にしちゃ駄目だ。
貴女の基本を大切にして努力あれ。健闘を祈ります。
この「野性塾スペシャル版」は週刊GDの過去の連載からピックアップして転載したものであり、周囲の状況が現在と異なっていることが多々あります。
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