No.307 『球質の柔らかいアプローチを目指す』
8/12 更新
ボールをピタッと止めたい
ハンディは12、ベストスコア75。現在上げて止めるアプローチを身に付けるべく練習に励んでおります。しかし、私としては右手首を使いすぎるために、フェースがかぶり、スピンを効率よくかけることができません。仮に高く上がっても、ピタッと止まらないのです。エッジからピンまでの距離が5ヤード、そして下り傾斜、バンカー後方からでもボールを止められるようなアプローチの打ち方を教えて下さい。
(宮崎県・37歳)
低く長いヘッドの動きを作ってください
斜面に沿ったヘッドの動きを作るべきです。
バックスウィングでもフォローでも地面に沿ったヘッドの動き、要するに低く長くのヘッド使い。それでピンまでの短い距離、そして下り斜面には対応出来ます。
この時、留意してもらいたいのはバックスウィングとダウンスウィング、フォローのスピードを同じにする事。この3態のスピードが変化するとボールは止まらない。
球筋の柔らかさで止めなきゃいけない時、バックスウィング、ダウンスウィング、フォローのスピードを変えてはいけない。スピンで止めに行く時、ボールの高さで止めに行く時、球筋の柔らかさで止めに行く時と幾つもの球の止め様はあるが、貴兄は球筋の柔らかさのアプローチを目指すべきでしょう。球の高さではなく、ふんわりとした球質を目指すべきだ。
この「野性塾スペシャル版」は週刊GDの過去の連載からピックアップして転載したものであり、周囲の状況が現在と異なっていることが多々あります。
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