No.330 『得意なクラブを増やす法』
1/27 更新
長いクラブも短いクラブも打てる練習法は?
私の得意クラブは6アイアンです。塾長は6アイアンで練習しなさい、といいます。しかしドライバーは苦手、アプローチもままなりません。1本の得意クラブをさらに伸ばす法、そして、長いもの、短いものも打てるようにするための練習法を教えてください。
(千葉県・33歳)
まず真ん中のクラブから始めます
1本の得意なクラブが作れたら2本の得意なクラブが作れよう。6アイアンの次は5アイアンと7アイアンか、4アイアンと8アイアンかです。
6アイアンより短いクラブへ練習量を移行させた時、6アイアンより簡単に得意意識を持つ事は出来るはず。長いクラブの練習は6アイアンと打ち比べながら練習して行けばよい。長いクラブには6アイアンの同時練習とゆう下支えが要る。
短いクラブだと下支えは要りません。7アイアンか、8アイアンだけを打ち続けて行けば、6アイアンを打った時の3分の1以下の練習量で得意意識は生まれるはずと思います。
そして2アイアン、ピッチングウェッジと移行させるか、4アイアン、8アイアンと移行させて行けばよいのです。
ドライバーからサンドウェッジまで、真ん中のロフトは6アイアン、真ん中のシャフトの長さも6アイアンです。真ん中からスウィングと感性を作って行くか、端のクラブからスウィング、感性を作り上げていくかが問題になるが、私は真ん中のクラブから作って行った方が悪癖つきにくいと思ってます。それで6アイアンを習得した後、前後の2本のクラブの習得は容易となりましょう。
サンドウェッジから練習を始め、次に端から端のドライバーへと移ったのではスライス打ちとなるは必然。この時、極めて直りにくい癖が生じるであろう。ならばと、FW、PWへと移行するのでは難しさ増し行く練習となりましょう。川に清濁あるように、山に緩急あるように、人の心に硬軟あるがごとく、どちらかに余裕持てる練習を私は理想として来ました。私は6アイアンの練習から始めるを最善と考えています。
急ぐ事はない。貴兄は若い。じっくりと練習に取り組んで貰いたい。なお、練習場でのサンドウェッジの練習はティアップしたボールを打ってみて下さい。距離10ヤードでも50ヤードでもティアップのボールです。
ティアップしたボールを正確にヒットしなければ違和の感覚がインパクトで残りましょう。その違和を取り除いた時、グリーンマットの上でダフリもしなければトップもしない、もちろんコスリ打ちもしない打ち方が身についているはずです。
この「野性塾スペシャル版」は週刊GDの過去の連載からピックアップして転載したものであり、周囲の状況が現在と異なっていることが多々あります。
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