No.343 『右手人差し指と力み』
4/28 更新
右手人差し指は不要ですか
スウィング中の右手人差し指の生かし方を教えてください。どうも私の場合、ダウンスウィングで右手人差し指に力が入った時にミスしているように思います。プロの中にはフィニッシュで右手人差し指がクラブから離れている方もいました。この指はスウィングに必要ないのでしょうか。
(沖縄県・45歳)
まだまだ力みが足りません!
必要な指です。右手人差し指がなかったら存分なる飛距離は出ないでしょう。
力んでのミスはゴルファーが一度は通る道、上達の道だと思います。力みなさい。右手人差し指に力をこめて球を叩きなさい。貴兄のゴルフはそこから始まる。力みを知りて、力みの要らなさを知るものだ。
親にならなきゃ親の気持ちは分からず、歯が痛くならなきゃ歯の痛い辛さは分からず、歯医者さんの有り難さも分からないと思う。一度は力みを経験すべきだ。そして、次なる段階へ進んで行くのです。
力みが足りません。ミスしているように思います、とゆうレベルでは足りていない。もっと力め。もっと悩め。ゴルフは力み、悩み、切なさを知りて上達して行くスポーツなのです。
力め!!
No.343-2 『ゴルフに邪道なし』
転がしゴルフで30台
先日、久しぶりに30台が出ました。しかし、従兄弟に批判を浴びました。内容は、50ヤード以内をすべてパターで転がしたことです。邪道だと軽蔑されましたが、ゴルフに邪道はありますか。
(神奈川県・49歳)
どのクラブで打とうと自由です!
ゴルフに邪道なし。ティショットをパターで打とうが、サンドウェッジで打とうが、如何なるクラブ使おうとルール制約はないのです。
50ヤードでも100ヤードでもパターで打って行く事、大いに結構です。自分の自信の持てるクラブ、得意とするクラブ、成功確率の高いクラブ、ミスの確率低いクラブを使ってどこが邪道か。
従兄弟に言え。お前は阿呆だ、と。阿呆の常識が世を跋扈(ばっこ)した時代があった。その時代の変化は硬化した。故に進化出来なかった。変化の先には進化あり、と申す。従兄弟の言い分は通用しません。
この「野性塾スペシャル版」は週刊GDの過去の連載からピックアップして転載したものであり、周囲の状況が現在と異なっていることが多々あります。
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