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ゴルフ野性塾SP

No.344 『飛距離のキーポイント』 5/6 更新


ヘッドスピードが上がりません

飛距離を出すにはヘッドスピードを上げることなのでしょうが、それが容易ではありません。体に余分な力を入れてしまえばヘッドは逆に走らなくなりますし、スウィングの形にこだわり過ぎて、スムーズな動きができなくなります。ヘッドスピードを上げるための考えを教えてください。

(千葉県・35歳)


左ひざの動きをチェック

photo ヘッドスピード。力のクラブヘッドへの集中。気を集中させ、力を集中させなければ大いなる飛距離は望めないものだ。

ヘッドスピードを生むのはリズム、タイミング、スウィング型と色々な要素の積み重なりであり、力まかせに振り回しても大いなる飛距離、出てくる訳ではありません。

単純な動きを求めるが最善。複雑な動きは力の漏水となります。貴兄はアドレスからトップまでの左ひざをチェックせよ。飛距離は左ひざの動きを正す事によって30ヤードは増す。

以上---。



No.344-2 『緩みのないアプローチ』


アプローチショットの矛盾

「アプローチショットは緩むな」と言われます。しかし、力を入れるあまり強めに打ってオーバーしたり、ボールの頭を叩いてトップしたりのミスがたびたびあります。「やさしく」それでいて「緩まない」矛盾するかのように打つ法を教えて下さい。

(東京都・38歳)


左肩支点に打てば解決します

photo 左肩支点で打つ事。右腕の力加減、勘加減で打つと緩みは生じます。ヘッドアップも生じるものだ。

左肩支点で打てば集中力は逃げない。気持ち傲慢の心でアプローチショットに臨めば不安がペタッと心にヘバリ付き、結果を怖れてストロークが緩み、ダフリ、トップ、距離合わずの結果は生じます。

パッティングとアプローチは確信と自信の二つの信を必要とします。二つの信は勇気を与えてくれるものだ。

貴兄は勇気のアプローチを打て。その為には確信と自信を持つ事だ。その為にはヘッドアップしない打ち方を覚えればよい。貴兄は左肩支点で打て。それで貴兄の悩みは解決する。




この「野性塾スペシャル版」は週刊GDの過去の連載からピックアップして転載したものであり、周囲の状況が現在と異なっていることが多々あります。

つづく
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目次
No.345 方向は腹で決める (5/12) next
No.459 距離感をあわせるには・・・ (10/6)
No.458 バックスウィングは・・・ (9/29)
No.457 選手のマナーについて・・・ (9/22)
No.456 助言で崩れたら、新たな・・・ (9/15)
No.455 一途に6アイアンを打ち続けなさい (9/8)
No.454 素振りで上達する方法 (9/1)
No.453 夏のゴルフは無理をするな (8/25)
No.452 50歳を越えてからの練習法 (8/11)
No.451 咀嚼の力で・・・ (8/4)
No.450 球落ちの原因は・・・ (7/28)
     
   
 
坂田信弘

京大中退からゴルフを目指した異色プロゴルファー。主として週刊ゴルフダイジェストを根拠として漫画の原作、競技観戦記、レッスン書、レッスンビデオなど八面六臂の活躍をしているが、現在は次代のゴルファー育成のため開始したジュニア塾の塾長として脚光を浴びている。スウィング型を作るための「ショートスウィング」を提唱。
 
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