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ゴルフ野性塾SP

No.358 『体重はつま先か、かかとか』 8/11 更新


アドレスの体重のかけ方が分かりません

アドレスでの前後の体重配分について教えてください。つま先よりに掛けるとダウンスウィングで体が突っ込み気味になり、かかと側に掛けるとうまく体重移動できないのです。理想的なアドレスの体重配分はどうすればいいのでしょうか。

(東京都・44歳)


ボールと足裏の高さを一致させます

photo つま先体重だと前面筋を使い、かかと体重だと背面筋を使う様に人間の体は出来ています。つま先体重で背面筋は使い難いし、かかと体重では前面筋使い難い。

アドレス時の体重位置は極めて重要であり、使える筋肉はアドレス時に体重かける位置で決まると結論づけてもよいでしょう。体全体の筋肉を使わなきゃ遠くへ飛ばせないし、正確な方向も作れないものだ。

ボールのライと同じ高さの足の裏で打つが理想。要するに練習場では素足で打てばよいのです。それで足の前後の体重位置を体が覚えてくれます。

素足が駄目ならかかとの低い靴で打つか、かかとの高さの分だけティアップして打てば同じ理屈、ボールのライと足の裏の高さは同じとなる。そしてその練習が教えてくれる体重位置は土踏まずとかかとの中間。その位置が前面筋も背面筋も使える位置

この位置、人によっては多少のズレあり。まずはボールのライと足の裏の高さを同じにして打ってみられるが最善。参考までに私の体重かける位置はかかと側よりつま先方向へ8センチの位置であります。


この「野性塾スペシャル版」は週刊GDの過去の連載からピックアップして転載したものであり、周囲の状況が現在と異なっていることが多々あります。

つづく
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目次
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No.459 距離感をあわせるには・・・ (10/6)
No.458 バックスウィングは・・・ (9/29)
No.457 選手のマナーについて・・・ (9/22)
No.456 助言で崩れたら、新たな・・・ (9/15)
No.455 一途に6アイアンを打ち続けなさい (9/8)
No.454 素振りで上達する方法 (9/1)
No.453 夏のゴルフは無理をするな (8/25)
No.452 50歳を越えてからの練習法 (8/11)
No.451 咀嚼の力で・・・ (8/4)
No.450 球落ちの原因は・・・ (7/28)
     
   
 
坂田信弘

京大中退からゴルフを目指した異色プロゴルファー。主として週刊ゴルフダイジェストを根拠として漫画の原作、競技観戦記、レッスン書、レッスンビデオなど八面六臂の活躍をしているが、現在は次代のゴルファー育成のため開始したジュニア塾の塾長として脚光を浴びている。スウィング型を作るための「ショートスウィング」を提唱。
 
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