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ゴルフ野性塾SP

No.360 『アプローチに一番大切なもの』 8/25 更新


ピンが遠ければ転がしですか?

グリーンエッジからピンまで20Y。パターで打てないのであれば、SWよりショートアイアンで転がせとよく言われます。ピンまでが遠ければ転がすことが一番いい状況判断なのでしょうか。

(千葉県・34歳)


積極の姿勢で入れに行け

photo 得意クラブで打てばよいでしょう。

上げるのを好むのであれば上げて行けばよいし、転がしを好むのであれば転がして行けばよい。好みのクラブで打つが最善。得意のクラブに頼るが最善。アプローチは確率である。

成功の確率高きを目指すクラブ選択なのか、失敗の確率低きを目指すクラブ選択なのか、であるが、これはその方のゴルフ観、性格が選ぶ事であってセオリー通りには行くまい。私は失敗の確率低きゴルフをやって来た。弱気な性格が余計弱気になって行った。

今、私はジュニア塾生、進化論塾生上級者には成功の確率高き選択を目指せと教える。失敗に眼を向け、失敗の確率低きゴルフを目指すは上達の遠回り、消極の姿勢と言って来ている。ゴルフが性格を作る事もある。ならば積極の性格作りたいものだ。

貴兄は得意なクラブで打つべきだろう。それは積極の姿勢。寄せに行くのではなく、入れに行く気持ち。私はアプローチとパッティングの基本第一カ条と思う。

基本に忠実たれ。それは入れに行く気持ちでのアドレス。


この「野性塾スペシャル版」は週刊GDの過去の連載からピックアップして転載したものであり、周囲の状況が現在と異なっていることが多々あります。

つづく
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目次
No.361 打ち下ろしのティショット (9/1) next
No.459 距離感をあわせるには・・・ (10/6)
No.458 バックスウィングは・・・ (9/29)
No.457 選手のマナーについて・・・ (9/22)
No.456 助言で崩れたら、新たな・・・ (9/15)
No.455 一途に6アイアンを打ち続けなさい (9/8)
No.454 素振りで上達する方法 (9/1)
No.453 夏のゴルフは無理をするな (8/25)
No.452 50歳を越えてからの練習法 (8/11)
No.451 咀嚼の力で・・・ (8/4)
No.450 球落ちの原因は・・・ (7/28)
     
   
 
坂田信弘

京大中退からゴルフを目指した異色プロゴルファー。主として週刊ゴルフダイジェストを根拠として漫画の原作、競技観戦記、レッスン書、レッスンビデオなど八面六臂の活躍をしているが、現在は次代のゴルファー育成のため開始したジュニア塾の塾長として脚光を浴びている。スウィング型を作るための「ショートスウィング」を提唱。
 
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