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ゴルフ野性塾SP

No.368 『球筋は体重配分で変化する』 10/20 更新


もっと転がる球を打ちたい

ドライバーの飛距離を伸ばしたいのですが、私のボールはランが出ません。ボールは高めに出て、ドスン、ドントン、ピタッ。もっと落ちてから、距離を稼ぎたいのです。ヘッドスピードは42メートル/秒ほど。飛距離はランを含めて220ヤード。ランが出る打ち方を教えていただければもっと飛距離が出て、もっとゴルフが楽しくなれるのですが。

(山口県・43歳)


つま先位置を変えるのがよりシンプルです

photo 球質を変えるか、インパクトスピードを変えるか、クラブを買い換えるか、使用ボールを換えてみるかであろう。

球質とスピードを変えるにはスウィングを変えるか、筋力トレーニングをするかであり、クラブとボールを換えるなら財布の中身と相談とゆうことになりましょう。

私であればアドレス時のスタンス幅で球質を変える。そして、左右の足のつま先の開き様で低い球を打って行く。左つま先をいつもより開いたり、左右のつま先をハの字にひたり、両つま先を平行にしたり。試してみれば、低い球、高い球が打てるはず。

人間の体、頭から首筋、首筋から肩へといった、上から下への流れの中で変えていけるものもあれば、足の裏から足首,足首からひざへと下から上へ向かう中で変えて行けるものもありましょう。球質は足の裏から変えて行けるものだし、下から上への変化の流れの中で変えて行った方が変えやすくもあります。上から下への変化で変えて行くと難しいものになる。

アドレス時の眼線位置とか、首筋の立て様、肩の位置、そして前傾の角度を変えて行けば余分な変化生じるは間違いない。その余分が変えて失敗した、の悔いを生む。

貴兄は転がる球を打ちたいだけ。ならば余分の変化の生じない足先の変え様で変化して行けばよい。これまでの多くの論、上から下への変化を基本として来た。余分が生じる事に気づいていなかった。その余分にゴルファーは悩んだ。 余分の変化の生じないレッスンは要りましょう。球質,つま先の開き様で変えられます。球筋はレドレス時の体重位置で変え得る事は出来る。左右の体重配分、前後の体重配分で変えられるものだ。お試しあれ。




この「野性塾スペシャル版」は週刊GDの過去の連載からピックアップして転載したものであり、周囲の状況が現在と異なっていることが多々あります。

つづく
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目次
No.369 アゴの低いバンカーでは (10/27) next
No.459 距離感をあわせるには・・・ (10/6)
No.458 バックスウィングは・・・ (9/29)
No.457 選手のマナーについて・・・ (9/22)
No.456 助言で崩れたら、新たな・・・ (9/15)
No.455 一途に6アイアンを打ち続けなさい (9/8)
No.454 素振りで上達する方法 (9/1)
No.453 夏のゴルフは無理をするな (8/25)
No.452 50歳を越えてからの練習法 (8/11)
No.451 咀嚼の力で・・・ (8/4)
No.450 球落ちの原因は・・・ (7/28)
     
   
 
坂田信弘

京大中退からゴルフを目指した異色プロゴルファー。主として週刊ゴルフダイジェストを根拠として漫画の原作、競技観戦記、レッスン書、レッスンビデオなど八面六臂の活躍をしているが、現在は次代のゴルファー育成のため開始したジュニア塾の塾長として脚光を浴びている。スウィング型を作るための「ショートスウィング」を提唱。
 
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