No.376 『足裏にかかる急激な力』
12/15 更新
グリップ変更。しかしヒッカケだけが問題です
グリップをインターロッキングに変えました。飛距離が伸び、ボールのつかまりがよくなりました。私には合っていると思います。しかし、たまにひっかかります。ドライバーもアイアンも両方です。このひっかかりが直ればグリップチェンジ成功なんですが、ひっかかりだけ直す方法を教えて下さい。
(愛知県・34歳)
新聞紙の上でスウィングできますか?
スウィング型やスウィング中の体の部位の変化を正すよりは足裏にかかる力と体重の配分を正して行った方がより早くより適確にひっかけ球修正出来ると思います。
床に敷いた新聞紙の上でアドレスして下さい。靴下を脱いでの素足のアドレスです。クラブ持つ必要はありません。素手素足でのアドレスで十分。
新聞紙の上でゆっくりとシャドースウィングして行きます。連続10回。ひっかけ球出す方の右足の下の新聞紙は破れているはず。その破れ、足の裏の力が一カ所に籠り過ぎている証しと申せましょう。
足の裏に力を入れ過ぎると急激な曲がりは生じます。新聞紙破らぬスウィングは激しい曲がり球を生みません。新聞紙の上でフルスウィングしてみて下さい。連続5回。新聞紙、破れていなければハンディ5の技量。ゴルフ巧者か、否かは足裏の力の入れ様、体重の配分、その力と体重が一気のかけようであるかどうかを見ればわかります。一度のフルスウィングの素振りで新聞紙が破れるようじゃ球の曲がりは大きい。
加速はバウンスの生み出すスピード。腕の力、足の力、意気込みだけじゃ加速、生み出すは難しい。新聞紙、破らぬシャドースウィングを目指して貰いたい。
私のドライバー飛距離は260ヤードですが新聞紙1枚の上、素足で10球打っても新聞紙破れる事はありません。
この「野性塾スペシャル版」は週刊GDの過去の連載からピックアップして転載したものであり、周囲の状況が現在と異なっていることが多々あります。
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