No.379 『冬場の硬い砂のバンカー』
1/13 更新
冬のバンカーからピンに寄せる打ち方は?
冬の砂場は硬い砂のイメージがあります。比較的バンカーショットは得意なほうですが、たまにグサッとやったりトップしたりします。硬い砂からボールをピンに寄せる打ち方を教えて下さい。
(埼玉県・41歳)
夏でも冬でもバンカーの砂は同じです
何事も同じ打ち方でよい。夏も冬も砂は同じ砂。
霜柱の生じたバンカーなれば長いフォロー作る意識と動き、必要なれど、単なる冬バンカーであれば夏も冬も同じ、同じ打ち方で十分。着太りしたのであれば、ダフリ、トップも生じますが、それも打ち急ぎしなければ大きなミスとはならないものです。
硬い砂といってもヘッドが弾かれるほどの硬さではないはず。ボールコントロール、距離コントロール、方向コントロールが難しいのは砂の少なくなったバンカー、地肌の見えるバンカーなれど、これは砂の補充を忘れているゴルフ場の責任であってプレーヤーの責任と思わないほうがよい。
貴兄はほんの少しアドレス時のひざを落として打って行けばよいのです。焦れば自信も焦り飛ぶ。焦らなければ、一度や二度のミスに深刻化しなければ自信スッ飛びはしない。
自信持て、なんて無責任で適当な事は申しません。自信は水もの、浮きもの、沈みもの、流れもの。それを知りての自信との付き合い方であろう。ミスが出始めたら砂の上に引いた1本線の線叩きを始めればよい。クラブヘッドの入る点を体が忘れる事もあります。線叩きがバンカーショットの基本。お試しあれ。
この「野性塾スペシャル版」は週刊GDの過去の連載からピックアップして転載したものであり、周囲の状況が現在と異なっていることが多々あります。
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