No.388 『スウィング作りと記憶力』
3/15 更新
スウィングを記憶しろと言われましたが・・
あるプロから「1Wの飛距離を伸ばしたかったら、その日最も飛んだボールのスウィングを記憶していくといい」と聞きました。スウィングのどの感覚を記憶していけばいいのでしょうか。
(千葉県・39歳)
まずトップの型だけ覚えることです
確かにゴルフスウィング作りと感性の磨き様は記憶の力を必要とする。記憶を頼りにスウィングを作り、感性磨くも記憶とゆうサンドペーパー。
当たりの良さ、インパクトのフィーリングで感性を磨き、トップ、ダウンスウィング、フォロー、フィニッシュの動きの記憶でスウィング作りを目指せばよい。感じた事の記憶がゴルフスウィングを作り、感性を磨いて行くのは間違いない事でしょう。
切れ過ぎる頭よりは鈍めの頭の方がひとつの記憶を長く残すようじゃある。眼変わりの早さよりは眼変わりの遅さの方が丈夫なスウィング作れるような気もしています。私は愚にして鈍の者。賢い頭巡りの人間じゃないし、不器用でもあります。だから単純なスウィング作れたと思う。
私がゴルフ向きであったのは愚直の感性であった。その一点。私は一年に一枚のサンドペーパー人間であり、変わり様のない記憶でスウィング作って来たが、その愚直さ、単純さ、今にして想えば運があったと思える次第。ゴルフに必要な頭とは頭の回転の速さでも知識でもない。体で感じたことを覚え続けて行く記憶力だと思う。
ひとつでいい。ひとつで足りなきゃ2つありゃいい。2つで足りなければ3つ目を探しゃいい。最初から5つ、6つと多くを求めるから欲倒れして行く。欲の多さはスウィングを複雑にするものだ。貴兄はひとつを求め行け。いいスウィング作りたいのであればトップスウィング型に眼を向ければよい。フィニッシュ作りたければインパクトの感性を大切に。
飛距離欲しいのであればトップ型をシンプルにすべきであり、方向性重視であればインパクトからフォローの左腕の型を考えて行けばよい。
型、作る因は感性。その感性は記憶力。
この「野性塾スペシャル版」は週刊GDの過去の連載からピックアップして転載したものであり、周囲の状況が現在と異なっていることが多々あります。
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