No.397 『足腰の生かし方』
5/24 更新
飛距離アップの下半身の使い方は?
今年はジョギングとウォーキングで足腰を鍛えたいと思っています。それは下半身を生かすスウィングがでぎれば飛距離アップが期待できるからです。塾長はジュニア塾生に飛距離アップするための下半身の使い方をどのように指導していますか、教えて下さい。
(茨城県・38歳)
両のひざをくっつけるスウィングです
自主性に任せています。勝ちたいと思うものは走るし、欲薄き者は走らないだけの事。欲の薄さは惰性を作る。同じ300球打つにしても勝利欲の厚さ薄さで300球とゆうものは違った結果を見せるものだ。
欲厚ければ惰性の練習にはならない。義務の練習にも日課の練習にもならない。そして練習量に対する自己評価は生じない。欲薄いと惰性の気持ちが生じる。当然、惰性の結果も生じる。義務感が生じ、球打つ事を日課と思い、問われなければ練習してます、との発言が生じる。
欲の薄さは300球の球をスコアにつながない。欲の厚さは300球の球をスコアに直結させる。面白い、練習が楽しい、とゆう気持ちは欲の厚さを現した気持ちでしょう。楽しくなければ欲は薄まり行くものだ。ジュニア塾生、勝利に飢えている者は夜道を走っている。飢えていない者はテレビの前でボケーッとした時を過ごしている。それで差がつく。それが現実だ。
足腰の使い様であるが、スウィングは足の裏から頭のテッペンへと作って行くが基本。上から下へではなく、下から上へが基本。下半身の使い様、下半身のスウィング型作りは基本の始まり。インパクト直後、両のひざをピタッとくっつけるスウィングを私はジュニア塾生にも進化論塾生にも教えて来た。
下半身の動きは単純がいい。複雑な動きは上体の動きに伝播するものであり、下半身の動き複雑だと上体の動きも複雑なる動きを生むものです。下半身、単純の動きであれば上体の動きも単純。
貴兄は両のひざをくっつけるスウィングを目指せ。年齢、関節の固さが原因でくっつけたくてもくっつかない方はおられる。くっつける意志があれば十分。その意志一つでくっついたスウィングと同じ効果は生じましょう。
足腰の生かし様はひとつ。両のひざをくっつけて行け。それで下半身の鋭き動きは生まれて来るものだ。
この「野性塾スペシャル版」は週刊GDの過去の連載からピックアップして転載したものであり、周囲の状況が現在と異なっていることが多々あります。
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