No.443 『飛距離が伸びる時、球捉えポイントと感性は変わる』
6/9更新
強く叩くとトウ側に当たってしまいます。
最近ボールを強く叩けません。その理由はヘッドのトウ側に当たるからです。ちょっとアウトサイドインの軌道になっているのが原因かもしれません。以前はヒール寄りで気持ちよくボールをとらえていたのですが、できなくなってしまったのです。元通りに気持ちよく打てる方法を教えてください。
(茨城県・35歳)
怖れは進歩の道を閉ざす
左右の腕のパワーバランスが変わりの時に入り始めたがためと思う。今のままでいい、トウ当たり変えてはいけない。ゴルファー、誰でも最初からゴルフ向きのパワーバランス持っているわけじゃない。
練習し、経験重ねる中でパワーバランスは変わり行くものである。正確に打とうとすれば、そして安全を求めに行けばヒール寄りの球捉えは当たり前。そのヒール寄りが変わり始めているとゆうのは大変にいい事じゃある。
飛距離、一気に伸びる時、球捉えポイントと感性は変わります。何ひとつ変わらなくて飛距離伸びるはずもない。貴兄の場合、ヒール寄りからトウ寄りへの変わり様はいい事なのである。新たな飛距離、発生の時だ。ただ、曲がりを怖れて合わせに行ってはいけない。ヒッ叩け。
過去の球捉え時の感性に頼りすがり、こだわれば叩きに入るは恐怖。しかし、恐怖を越えなければ新たなる飛距離、掌中にするは難しい。挑んで行け。叩け。
インパクトからフォロー時での球の重たさを感じなければ新たな飛距離は生まれないものだ。球の硬さ、柔らかさを感じるのは方向性誕生の時であって、重たさ感じ始めたら新たな飛距離誕生の時。貴兄のトウ寄り打ちは球の重たさ感じる位置。そこを越えて、貴兄はクラブヘッドの芯捉えの時を迎えるであろう。
ゴルフの上達、まずは球の硬さ軟らかさを感じてハンディ12。そして球の回転の起きる瞬間と球の芯の存在を同時に感じてハンディ6。
その後、それらのすべてを感じる事の出来るインパクト迎えればハンディ0となるであろう。貴兄はハンディ18から12の間の技量、お持ちの方であろうと推察。貴兄は確かな上達の道に立つお方じゃある。
心配するな、怖れるな、惑うでない。元通り打つとゆう考え捨て去るは必要。貴兄は多くの方が通った変化の先に進化あり、の道に踏み入っただけの事。今までよりも強く打て。
そして、ショートスウィングを忘れてはいけない。基本の故郷はショートスウィング。怖れは進歩の道を閉ざす。ヒッ叩け。左右の腕が進歩の時を迎えている。大変にいい事だ。健闘を祈る。
この「野性塾スペシャル版」は週刊GDの過去の連載からピックアップして転載したものであり、周囲の状況が現在と異なっていることが多々あります。
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