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アマチュアゴルファーの大半は、自分が本来持っているリズム感、すなわち『内的リズム』に気づいていません。 スタートホールや、OBが見えるホールでは、プレッシャーがかかるために、内的リズムが知らず知らずのうちに速くなってしまっています。
内的リズムが乱れたら、『振り子の動き』に注目することです。クラブを振る前に、親指と人差し指でグリップエンドをつまみ、左右にブラブラさせるのです。クラブヘッドが柱時計の振り子のように動くでしょう? このクラブヘッドの動きをしっかりと目に焼きつけてやればいいのです。人によって多少違いますが、1?2分見続けるようにして下さい。そのうち内的リズムは振り子運動と同調するようになります。
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心の振り子が、時計の振り子のように動けば外的リズムも狂いにくくなります。また、心の中の振り子より速くクラブを振ろうと欲を出さないことです。 ナイスショットできた時は意識するしないにかかわらず、内的リズムは滑らかな振り子のリズムに同調しています。
そこで、得意なクラブでナイスショットしたら、フィニッシュの姿勢をほどかずにじっとして下さい。。左右の足の位置、ひざ、ヒップ、上体の向き、肩の位置と両腕、そしてグリップの位置。これら体の各部がどこに収まっているのかを、自分自身の目で確かめてほしいのです。目で確かめることができるようになったら、今度は筋肉が感じる張りなり、痛みがどんなものなのかを、感じるようにして下さい。
ただし、チェックしている間は息を吸わないことです。筋肉がゆるんでしまったら何の意味もありませんからね。