ショートゲームの名インストラクター、デーブ・ペルツの新刊が全米で話題となっている。楽しい遊びを通して感性をみがくことができるパッティングのゲーム集だ。
デーブ・ペルツはインディアナ大学出身の元NASAの研究者。ゴルフを科学的に解析した大ベストセラー『パッティング・バイブル』『ショートゲーム・バイブル』の著者で、P・ミケルソンらを教える世界最高峰のショートゲームのコーチ。自ら設計したパターがメジャーで19勝を挙げた発明家でもある。米ゴルフダイジェスト選定「20世紀最も影響を与えた名インストラクター25人」の1人でもある。
そんな彼が発明した7つのゲームとは……
Game1・短いパットでのタッチと曲がりを計算するための『まず1歩の円を作ってみよう』
Game2・傾斜が強いグリーンでの感覚をつかむための『次はその倍、2歩の円を作ってみる』
Game3・一見決められそうな長さのパットをどれだけ入れられるかを見極めるための『入りそうで入らない距離を入れよう』
Game4・適正なスピードで打つ能力を高めるための『曲がるラインをマスターしよう』
Game5・ボールの転がりをコントロールするための『6~9メートルの距離を制御する』
Game6・ボールをできるだけカップ近くに寄せるための『長い距離の勘をマスターしよう』
Game7・ファーストパットの転がりに集中するための『3パットを回避するために』
どれも楽しみながら上達できるゲームばかりだ。
そんなペルツからのゴルファーへのメッセージを紹介しよう
「…私は、絶対に外さない魔法のパターのような、まやかしの希望を売りつけようとしているわけではありませんし、パターが上手くなる方法がお金で買えると言うつもりもありません。ただ、この本の中のゲームをやれば、パットが上手くなると言っているのです。そして、パットの技術を上げることが、唯一、現実的で永続可能なゴルフ上達法でもあるのです。大いにエンジョイして、喜ばしい成果をあげてください」