No.435 『6アイアンで球の高さを作れ』
3/24更新
弾道の高さがはっきりしません
どんな番手も弾道の高さがまちまちです。それが高すぎるか低すぎるかも分かりません。たとえば、100ヤードは目線の高さがちょうどいいというように目安が欲しいのです。1WからSWまでの高さの目安のつけ方を教えてください。またその高さに合わせることができる打ち方も教えてください。
(埼玉県・39歳)
スウィングは己を知りて作るものです
練習場のネット支柱か、ゴルフコース内の樹木1本目掛けて打つ以外に目安作りの手段はないと思う。向上するには視点が要ります。夢も希望も願望も欲も向上するがための視点と考えれば、己との戦いであっても他人との戦いであっても組織や集団との戦いであっても視点は必要だ。
漠然と己の欲を眺めるだけでは眺めるだけの事で終わる。1点を凝視しなければ欲をかなえるは難しい。目線は体をグルリと回せば360度。なれど、人間の歩み行ける方向は1点の方向だけだ。360度の方向に同時に向かえるはずもない。10も20もやりたい事に衝動的、発作的に手を広げて、浅く広くの生き様じゃ風が吹いてお終いだ。
凝視は責任を生む。衝動的、発作的な行いは責任を生みにくい精神的体質と思う。球叩き稼業であれば生涯、球を叩いて行きたい。それが幸せとゆう気はする。私はこれからの人間。凝視の視線で生きて行きたいと思っています。ジュニア塾生に教えるは凝視の視線の作り様。そして願うは塾生の視線の強さ。
技術的に教えるは6アイアンの打ち方のみ。それで十分。6アイアン
この「野性塾スペシャル版」は週刊GDの過去の連載からピックアップして転載したものであり、周囲の状況が現在と異なっていることが多々あります。
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