欧米のプロが実践し、メジャーでも実績を挙げてきた“レイドオフ”スイングですが、身長が高く、体力があり、体躯に優り、スイングが完成している人向けである事は語られてきていませんでした。敢えて言わせてもらえば、自分も含めてレイドオフを意識しすぎる事はお奨めしません。右肩が下がってプッシュアウトしたり、ダフリを誘発するからです。では球を掴まえるために何をするかお教えしましょう。
球を掴まえるため
【1】 アドレスで若干フックグリップにする
【2】 そのままテークバック
【3】 トップの位置で手首が甲側に折れている事を確認
手首がカップ(甲側に折れる)するという事は、飛球線に対してシャフトがクロス(シャフトが飛球線より右側を向く状態)に入る事になりますが、右肩が下がらず、身体の正面で球を捉えることができるようになる為、球が掴まるようになります。もちろん飛距離もアップします。特にバンカーから長い距離、例えば100ヤード以上の場合などは、レイドオフで振ると間違いなくダフリます。 |