『呼吸法と思考法で変わります』
出だしの数ホールで大叩きをする原因として2つの大きな理由があります。1つは「緊張」です。緊張する原因も大きく2つあり「不安」と「周りの目を気にする」ことです。不安を認めて回りの目を気にするな、と一言で終わらせるには酷ですね。そこで、余計なことを考えないで不必要な緊張を取り除くテクニックをお教えしましょう。それは“リズム呼吸法”です。やり方は簡単です。苦しくないリズムで吐くことから意識して、苦しくないリズムで鼻から吸うことです。
但し、いくらリズム呼吸法だけ練習しても効果は半減です。大切なのは、ラウンドリズムでいかにリズム呼吸を活用できるかです。練習場でラウンドリズムを稼動し、スタートホールの緊張感を出しながらリズム呼吸をすると効果テキメンです。
もう1つの大叩きの原因は“出だし良ければ全て良し”思考です。これは「最初で全てが決まる」という思い込みから、18ホールではなく1番ホールのゴルフイメージしかないからメンタルも稼動せずに空回するのです。1番ホールも「18ホールの中の1つなんだ」という、他のホールと変わらない、いつもと同じイメージを作る事が大切です。
1.まず練習場でラウンドリズムを作る。
2.そして苦しくないリズムで息を吐き、鼻から吸う「リズム呼吸法」を実践。
3.ラウンド中盤と変わらないイメージで1番ホールに臨む。