『ラウンドリズムトレーニング』
私たち人間は忘れる生き物です。正確には潜在意識・無意識・メンタルに情報が蓄積されるので、意識できない、思い出せないのが事実です。情報のインプット(練習)だけをやり、同時にその情報のアウトプットの仕方を身につけていないから、思い出せない、忘れてしまうのです。まさに宝の持ち腐れです。そこで、スイングの練習(インプット)の合間に、このスイングをどのような状況で、どのようにして打つのか、具体的なイメージトレーニング(アウトプット)をすることが大切です。これはスイングがまだ固まっていないときは、イメージだけでおこない、固まってきたら使う状況のイメージを頭の中でふくらませながら、実際にそのスイングでボールを打つと良いです。さらに、アウトプットを効果的におこなうためには、ラウンドリズム(練習場にいながらにしてラウンド感覚をつくり、ラウンドでのミスを修正し、練習場でのナイスショット情報をラウンドでもアウトプットできる、詳しくはメントレ講座へ)の中で、ルーチンをスイッチとして必要な情報をアウトプットするトレーニングができるとなおさら良いでしょう。試合のときの必要以上の緊張感や練習場での真剣さに物足りない感覚も、このラウンドリズムトレーニングで解決できます。
- ・練習中に具体的なイメージトレーニングを行いながら打つ
- ・状況ごとに自分のスイングをアウトプットできる練習を心がける