『高弾道で飛ばしましょう!』
飛距離を出すため、低い弾道のランが出る球を武器に「がんばるぞー!」という感じですかね。まず今のお話から「低くランの出る球=飛距離が出る」とお考えのようですが、晴れて地面の硬い日は別として、雨の日やその後だとかえって飛距離が出なくなります。
女性であってもある程度の打ち出し角度のあるボールのほうが実験では飛ぶ事が証明されています。そこでいくつか飛ぶ為のチェックポイントを伝授しますので試してみてください。
まずは『クラブが合っているか?』確認してください。
実力があるのにロフトの多いドライバーを使っていると飛距離をロスしますので、12度くらいのドライバーをお勧めします。また、重たい男性用のクラブなどD以上のバランスがあると振り切れずに飛ばない場合がありますので要注意。
そして『ボールにもひと工夫』が必要です。ボールにも飛ぶものと飛ばないものがあります。飛ぶボールはスピンがかかり辛くグリーンで止まらない欠点はありますが、女性の場合、平均飛距離が伸びるとスコアも改善される場合が多いので
飛距離アップを念頭にボールを選びましょう。
さらに『飛距離の出る練習法』を伝授します。コースに行くと「いつもより距離が出ない」「ダフる」などよく聞きます。練習場での出来はスコアに直結しないためリラックスして打てますが、コースに出るとバンカーや池など心理的なプレッシャーを感じる要素が多いため体が硬直しフィニッシュが取れなくなります。一生懸命振っているつもりでも、コースでは自分が思うほどは振れていないものです。そこで練習の時、
フィニッシュをいつもより大きく、120%くらいの気持ちで大きめに取ってみてください。そしてフィニッシュで3秒止まっていると、より安定してきます。
最後に『秘密練習法』をお教えしましょう。クラブを逆さに持ってください。そしてスタンスを少し広くして左右に腰の高さの間で(ハーフウェイバックからフォロースルーの間)ビュンビュン振ります。なるべく速くですよ。
軽いものを速く振るということが飛距離アップにつながります。少しハードですがトライしてみてください。
・実力に合ったドライバーのロフトか確認してください。
・飛ぶボールを使いましょう。
・練習の時は意識して大きめに力強くスイングしてください。
・クラブを逆さにするなど、軽いものを早く振る練習をして下さい。