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週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
内容は紙雑誌掲載当時のものですので、詳細の状況等は変わっている場合があります。ご了承ください。

週刊ゴルフダイジェスト 4/15号
2003年更新
単なる料金割引じゃない! いいプレーで
得するユニークなチャレンジ企画が続々
 4月を迎え、ゴルファーが待ち焦がれた本格シーズン到来。そこで、腕に覚えのあるプレーヤーには見逃せないマル得イベントをいくつか紹介しよう。

 ドライバー巧者にうれしい企画は25メンバーズ倶楽部琵琶池C(栃木)の『フェアウェイトライアル』(平日限定・参加費無料)。1組4人のうち3人以上のドライバーでの朝イチ・ティショットがフェアウェイをキープすると、当日のプレー代が全員セルフ4500円、キャディ付き6000円といずれも通常の半額になる。

 さらに『25チャレンジカップ』は、パー3を除く全14ホールのティショットを対象に、各ホールのフェアウェイの3カ所(ティから約150・180・210ヤード)に直径40~60センチの特大カップが切られ、いずれかにボールが入ると当日のプレーフィが無料になるうえ、グリーンフィが1年間無料になるパスポート、液晶カラーテレビなどの賞品もプレゼント。500円の参加費で、チャンスは14回と多いのも魅力だ。

 アイアン名手なら長野国際CC(長野)が通年で行っている『ホールインワン特別企画』がおすすめだ(参加費無料)。内容は、ホールインワンを達成するとプレーフィが一定期間、無料になるというもの。期間はホールによって異なり、2番なら2カ月、9番は9カ月とホールナンバーに連動している。

 2年前にスタートし、これまでの達成者は14~15人。期間中、来場時の支払いは食事代と利用税800円だけで済む。ただし、達成した人の他に3人を同伴してこなければならないという条件付き。平均年齢60歳を超えるメンバーが達成者のほとんどということもあり、来場頻度は月3~4回程度。それでも、遠く群馬県から月2ペースで足繁く通った例もあるそうだ。

 前出の25メンバーズ倶楽部琵琶池Cもコース名にちなんで、毎月25日に『25ダブルチャンスデー』を実施。後半ハーフの特定のパー3で1組4人のうち3人以上がワンオンに成功すると、プレーフィが全員半額。さらに朝イチのティショットも3人以上がフェアウェイに運んでいれば、なんと75パーセント引きに。

 パットの達人には、グリーンウッドCC(福島)が毎週水・木曜日に行う『チャレンジデー』が魅力的だ。午後プレーなどを除く通常のスタートでハーフ終了後、練習グリーンにおいて5~6ヤードのパッティングを行い、カップインすれば通常5900円のプレー代が1900円、直径50センチの指定範囲内に止まれば3400円に割引される(参加費無料)。

 すでに朝のうちにカップは切られているが、「パットをする位置を決めるのは最終組が出た後」(金原通純支配人)。

 どのラインから打つかはハーフを上がってくるまでわからず、本コースのグリーンに慣れた後ではカップインは至難の業。

1900円だとカート代も出ず、頭が痛い」と金原支配人もこぼすほどの太っ腹な料金設定の企画だが、これまでのカップイン成功率は約1割に止まっている。

 最後に、あくまでスコア勝負という御仁には、今月17日から始まるラングスGC秋田(秋田)の『ラングスガチンコマッチ』を紹介したい。内容はコーススタッフと一緒に回り、18ホールのスコアをスクラッチで競うもの。2~4組の参加者に混じってスタッフがプレーし、スコアで上回った参加者に勝者の証としてオリジナルネームタグがプレゼントされる。

 スタッフは8人で、技量別にファースト、セカンド、ファイナルの3つにクラス分け。ファーストが毎週木・金曜日、セカンドとファイナルは交互に隔週土曜日に実施する。

「ファイナルのスタッフはバリバリのシングルで『絶対に負けない!』と豪語しています」(同GC・伊勢恵子氏)。

 というわけで、ファイナルでの参加費は特別に1000円(他は500円)と高く設定、ネームタグ以外に副賞もつけ腕自慢の挑戦者を募っている。

 アマチュアゴルファーの競技志向が高まりつつある昨今では、単なるプレー代の割引よりも、こうした腕自慢のチャレンジ欲をくすぐる企画のほうがゴルファーへの訴求力が強いということか。

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