ゴルフがコロナ禍でも安全であることが証明された!? というお話。
その根拠は6月~9月、イギリスでプレーされた約2000万ラウンドのゴルフのデータとイギリス政府の緊急専門者会議のアドバイザーの科学的意見によって、ゴルフによる感染リスクが極端に少ないことを明らかにした文書。この証拠文書をイギリス議会の超党派のゴルフ議員連盟が、イギリスの保健相、財務相、スポーツ相などに手渡し、今後ボリス・ジョンソン首相にも届けられる予定だ。
イングランドやウェールズでは、ロックダウンが解除され、コロナのワクチン接種も始まっているが、完全に収束するには、まだしばらく時間がかかりそう。しかし、今後規制が行われるにしても、今回の文書によって、ゴルフが禁止されることはなさそうだ。
この超党派の議員の会長であるクレイグ・トレイシー議員は「この証拠文書を提出できることを非常に喜んでいる。コロナ対策に加えて、ゴルフをすることが健康に与える恩恵についても調査されており、もし将来、再度規制が行われるとしても、ゴルフは続けられるべき。イギリスやほかの国の政府はゴルフが人々の肉体的、精神的な健康に大きく寄与することを認識すべきだ。首相や官僚たちは、ゴルフの協会やゴルフコースに対して、どうすれば人々がゴルフをより気楽に楽しめるようにするかについて話し合うことを促すべき」と踏み込んで語っている。
もっとも、安全だとはいえ、クラブハウスの一部使用制限やもちろんソーシャルディスタンスと言いったルールを守っているのが前提。しかし、超党派の国会議員連盟がゴルフを推奨するとは、さすがゴルフのふるさとイギリスだ。
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