日本オープンは4日間ともライブで放映されたため、男子プロたちのマナーの悪さもばっちり映し出されてしまったようだ。特に喫煙に関して、週刊ゴルフダイジェスト編集部にも読者から非難の声がぞくぞくと……。
3日目、優勝争いしていた平塚哲二、小田孔明は7番ホールのフェアウェイでタバコをスパスパ。小田は携帯灰皿に吸殻を入れたが、平塚の靴底で消した吸殻はどこへ?(カメラはそこまで追っていなかった)。
舞台となった那覇GCの芝はティフトン。枯れると燃えやすく、横に広がるように生えているので、火事になると下に潜って燃え広がり、大惨事になることも多い。しかもコースは連日の強風だった。「普段はティグラウンドでの喫煙すら禁止ですから、このフェアウェイでの喫煙への抗議がずいぶんとありました」(那覇GC)
実はJGTOの定めるトーナメント規定では「喫煙に関する準則」で、ホール間のインターバル以外での喫煙は禁止となっている(練習場のくわえ煙草も禁止)。
非難の大きさを受け、JGTOではこのフェアウェイ喫煙に関し、どう処するか検討中だという。
男子プロのマナーの悪さは、ツアー間の移動での服装にまで及んでいる、と指摘するのはある関係者。「空港のラウンジでもサンダル、短パン。サッカーや野球の代表選手のブレザー姿とは大違いです。さすがにJGTOでも、移動中の服装コードについて検討し始めたということらしいですが……」
男子ツアーでは「ゴルフは紳士のスポーツ」は、もはや死語なのだろうか。
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