70歳の女性ゴルファー、福井香代子さんがエージシュートを達成したことは昨年の本誌9月18日号で詳報したが、このほどそれがワールドレコードとして認定され、「ギネス世界記録2009年版」に掲載される予定になったという。
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日本一が世界一に。ギネスの認定証を手にする福井さん
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福井さんの大記録は昨年8月16日、太平洋クラブ軽井沢リゾート浅間コースで行われた「サマーダブルス競技会」でのもの。5186ヤード・パー72をアウト37・イン33の70で回った。達成当時、日本人の女性では初めてではないかといわれたが、今回の認定により、世界的にも認められたことになる。
ギネス・ワールドレコーズ日本支社によると、1年間に世界中から寄せられる各種の記録は約6万件。そのうち世界記録として認定されるのは100件足らずというから、今回の福井さんの記録は文字通りの快挙といえるだろう。
ところで、今回の認定に一役買ったのが福井さんのゴルフ仲間であり、同じ競技会に参加していた渡辺栄一・照代さんご夫妻だ。
「福井さんがエージシュートを達成されたと聞き、これはギネスに申請したらいいのではないかと思い、去年の9月、イギリス本国のギネス・ワールドレコーズのホームページから申請したのです。
その後、先方から、エージシュートを達成した最高齢の女性ということであれば、十分に世界記録としての価値がある。ついては証明できる資料を送ってほしいとの要望があり、同伴者とコースの証明書、福井さんの年齢が証明できる運転免許証のコピー、さらには雑誌の掲載記事などを送りました。結果的には先方と2往復ぐらいのやり取りをしました」(栄一さん)。
本誌も証拠の一つとして採用されたというわけだ。
資料を送った後、先方からは何の音沙汰もなかったそうだが、3月に入って、突然、福井さんの元に送られてきたのが認定証だった。
ご本人の福井さんは、「しばらく何もいってこなかったので、ダメだったのかなと諦めたら、いきなり認定証が届き驚きました。あの時はゴルフの神様が味方をしてくださって、それで達成できたのです」と謙遜するが、フィジカルトレーナーの石渡俊彦プロは、
「女性は体の柔らかさという点で、男性よりも衰えにくく、アプローチやパターの力は維持しやすいのですが、ドライバーの飛距離はどうしても落ちてしまいます。
福井さんの場合、50歳の時に改めてプロについてスウィングを見直されたそうですが、それがプラスになったのでしょう。いずれにしても、日本のゴルフ界が表彰してもいいぐらいの大変なことです」と大絶賛。
めったにお目にかかれない大記録であることは、どうやら間違いなさそうだ。
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