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週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 1/6・13号
2009/12/26更新
雪が降ろうと、北海道・白老エリアは
正月でも営業!

 北海道や東北など寒冷地のゴルフ場といえば、例年11月から2、3月の冬期は降雪のためクローズとなるのが普通だ。そんななか、北海道内でも比較的雪が少ない地域として知られる苫小牧・函館地区のゴルフ場では正月も営業を実施。ゴルファーに喜ばれている実情を追った。


09年元旦も予約でいっぱいという北海道白老GR

 2007年から北海道白老ゴルフリゾート(白老郡)が正月営業を実施、道内のゴルファーに喜ばれているが、今季は新たにドリーム苫小牧GC(苫小牧市)、鹿部CC(芽部郡)が正月営業を実施する予定だという。

 今回で3回目の正月営業をする北海道白老GRでは、

「元旦から4日まで毎日約40組を予定していましたが、おかげさまで、すでに各日ともキャンセル待ちという盛況になっています。ゴルフ場が開いているなら、新春からゴルフを楽しみたいというお客様が多いということでしょうね」(同リゾート・谷口誠さん)

 こうした北海道白老GRの盛況ぶりに、正月営業を決めたのがドリーム苫小牧GCだ。同GCの担当者は、「お客さんから、できれば正月営業をしてほしいという強い需要があり、二番煎じながら実施を決めました。3が日の予約もすこぶる好調で、特に2日、3日はすでに20組以上入っています」

 一方、鹿部CCの磯谷祐司さんは、「一応、営業の予定にはなっていますが、もし雪が降ってしまえば、残念ながらクローズせざるを得ない。何分にも天気次第ですので、まさに運を天に任せるといった心境です」

 さらに、伊達CC(伊達市)も、鹿部CC同様、正月営業を実施したいという意向だが、やはり天候次第という。

 もちろん、これら正月営業を実施するゴルフ場がある反面、冬期はクローズするというゴルフ場も少なくない。あるゴルフ場の従業員は、匿名を条件にこんな話をしてくれた。

「お客さんの需要はあるかもしれませんが、道内のゴルフ場の従業員としては、正月営業はやってほしくないというのが正直なところです。この時期はコースの管理がとにかく大変ですし、冬の間、休めると思うからこそ夏の間、頑張れるんですよ」

 正月営業は新年からゴルフを楽しみたい道内のファンにとっては朗報といえそうだが、受け皿となるゴルフ場はいろいろと大変というのが実情のようだ。

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