今年もいよいよ夏本番。8月6日~9日、13日~16日のお盆期間には高速道路のETC上限1000円の割引も決まった。各地のゴルフ場でも、夏に向けて集客アップを狙ったさまざまなサービス、プランを打ち出している。ゴルフ場のあの手、この手の夏のサービスに迫った。
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お得! 1000円のガソリン券がもらえる軽井沢72ゴルフ
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まず、太平洋クラブ&アソシエイツ江南コース(埼玉県)では、7月28日~9月11日の期間、乗用カートのフェアウェイ乗り入れを実施する他、14ホールのティグラウンドにミスト付きパラソルを設置、カートに冷たいおしぼり、かち割り氷、麦茶を用意するとともに、ゲストのキャディ付料金を平日1万6100円(通常2万2400円)、土・日・祝日2万3500円(通常3万2900円)に設定している。
「何しろ、毎年日本一の暑さで話題となる熊谷市のコースですから、暑さ対策を第一に考えています」(同コース支配人)
葛城GC(静岡県)では、同コースの設計者、井上誠一の生誕100周年を記念し、8月31日まで併設のホテル・北の丸を利用した「夏期限定宿泊ゴルフプラン」を実施(8月12日~15日は除く)。
料金は平日プラン3万7000円(通常4万7700円)、休日プラン4万7000円(通常6万4500円)。ふだん敷居が高い? 北の丸に泊まる割安プランだ。
サラリーマンでも長期の休みが取れるこの期間ならではの“合宿系”企画もある。
リゾートソリューションが運営する大熱海国際GC(静岡県)では、系列のタイムシェア別荘、スイートヴィラ伊豆高原に4人以上で宿泊し、2泊3日で合計3.5ラウンドをプレーする「プチ・コンペパック」を平日限定で9月30日まで実施する。
料金は4人以上の利用で1人3万3800円。
さらに、軽井沢72ゴルフ(長野県)で開催されるのが「108ホールチャレンジゴルフ」。これは8月23日~26日の4日間、6コースをラウンドするマラソンコンペ。今年で16回を数え、全国から多くのリピーターが集まるという恒例の企画だ。
同ゴルフ場では9月30日まで、ゴルフ場近くの指定ガソリンスタンドで使える1000円のガソリン券をプレゼントする企画も行っている。
お盆期間中には高速道路のETC上限1000円割引も決定しており、合わせて使えば、さらにお得感が増す。
恒例といえば、千葉県ゴルフ協会が主催する「ゴルフフェスタCHIBA」も7月27日から9月6日まで開催される。県内140コースが参加し、県内在住者や在勤者とその同伴者を対象に、グリーンフィーがほぼ半額になるものだが、
「今年で19回目となり、昨年は9300組が応募し、そのうち5300組がプレーしました」(千葉県ゴルフ協会)
また、川口市浮間ゴルフ場(埼玉県)では8月31日までの期間中、平日、休日とも中学生以下は1000円でプレーできる。家族揃って楽しむにはもってこいといえるだろう。
ETC上限1000円割引を使って遠方に出かけるのもいいが、近場にもいろいろサービスを打ち出すゴルフ場も多い。夏ゴルフ、まず情報をしっかりチェックしてから行きたい。
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