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週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
内容は紙雑誌掲載当時のものですので、詳細の状況等は変わっている場合があります。ご了承ください。

週刊ゴルフダイジェスト 11/24号
2009/11/12更新
米ツアーで初のドーピング違反者。
でも日本国内では制裁規定がなぜか違う

 先月、米ツアーでプロゴルフ界初のドーピング違反者が出た。ダグ・バロン(40歳)という無名選手であるが、ゴルフがオリンピック種目になった意味を含めても大問題である。

 日本国内の男女ツアーでも、東海クラシックと日本女子オープンで、それぞれドーピング検査が初めて実施された。

 東海クラシックはJGTO(日本ゴルフツアー機構)、日本オープンはJGA(日本ゴルフ協会)による検査だったが、表のようにこの2つの団体の制裁内容はかなり異なる。

 JGTOはその理由を9月に行われたドーピングに関する記者会見で、1回の違反でJGAのような2年間の出場停止ではきつすぎる。ツアー選手の場合は予選会からの出場を考えると実質3年間の出場停止となり、選手生命が失われることにもなりかねない。だから1年間の出場停止としたという。

 LPGA(日本女子プロゴルフ協会)のみが、まだ審議中というが、今後どういった対応をするかも気になるところだ。




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