不動、古閑、大山と3人の賞金女王を育てた清元登子が、茨城の東筑波CCに、自身初のゴルフアカデミーを開設することを発表した。清元プロに構想を聞く。
|
熊本から茨城へ拠点を移す清元。新天地で新女王が誕生するのか?
|
――スクールの話ですが、いつから始めるのですか。
「予定よりちょっと遅れてね、1月からですよ。熊本と行き来しながらというより、拠点をちゃんと置いてやりますよ。準備は手伝ってくれる人がいるから、私は身ひとつで行く感じよ」
――いつも直接指導するのですか。
「直接指導しなきゃわからないでしょ。一緒に生活しながらやります」
――以前、男子は教えないといっていましたが。
「男子はなしよ。だって気持ちがわからないから(笑)」
――定員は何人で、どうやって決めるのですか。
「教えられる人数には限界があるから、10人くらいかなと思っている。一応、面接とか実技試験のようなものはやりますよ。見ないとわからないし、フィーリング違うとダメだから」
――1年ごとの期間ということですが、カリキュラムはどんなものになるのですか。
「カリキュラムっていっても、個人の性格も打ち方も違うんだから、そういうのは通じないんじゃない。カリキュラムとか枠にはまる人はそもそもダメです」
――清元先生の今までの教えですね。個性の違う女子プロたちを育ててきていますよね。
「あっち(私)はそうよ。いろいろいるからね(笑)」
――プロは教えるのですか?
「来れば拒まないということ」
――10人の枠以外?
「そういうことね」
――最終目標は。
「優秀な女性のコーチをつくることね。ただ、並行してやるのはまだ無理だから。準備はしています。たとえば、子どもたちを教えているのをコーチに一緒に見てもらいながら、勉強してもらったり。こらちのほうが難しいし、時間がかかるかもしれないので、少しあとになるけどね」
|