アイアン用スチールシャフトの定番『ダイナミックゴールド』の限定モデル「ツアーイシュー」がこの12月から発売される。そのものずばり、「ツアー支給品」のネーミングのこのシャフト、発売前から予約殺到とか。
『ダイナミックゴールド・ツアーイシュー』と『ダイナミックゴールド』は“基本的に”同じもの。では何が違うのかといえば、
「重さの管理を徹底しているところです。スチールシャフトの重量の公差(製造上のばらつき)は1.8グラム程度ですが、『ツアーイシュー』は0.5グラム以内に抑えています」(トゥルーテンパースポーツインクジャパン・渡辺和典氏)
トゥルーテンパー社としては、もともと『ツアーイシュー』をプロ専用と位置付けており、日本市場で発売する予定はなかった。その方針を変更したのは、石川遼が今年からこのシャフトを使い始めて、ユーザーやショップからの要望が強くなったためだ。
発売前にも関わらず、
「問屋からの注文で、すでに予定の3000セットがほぼ捌けました」(前出・渡辺氏) という人気振り。
このシャフトを使った横田英治プロによれば、
「結果に影響が出るかといえば、アマチュアレベルではまず違いはわかりません。でも重量管理がしっかりしていればメンタル面での安心感があります。パワーがあり、ターフをとって打つゴルファーは試す価値はあると思います」とのこと。
ラベルは剥がれないシルク印刷でとにかく目立つ。8本セットで7万2000円と高額だが、さて、あなたは注文する?
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