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父・良兼をも脅かす飛距離を叩き出す史果ちゃん
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ゴルフ界に“怪物の娘”の足音が轟いている。デビュー直後に全盛期だったAONを倒し“怪物”と呼ばれた川岸良兼。その次女、史果ちゃんが中学3年生にして300ヤード近い飛距離を持つ逸材として注目を集めている。
先日行われたサンスポ女子アマのドラコンで296ヤードをマークして連覇を達成。父だけでなく、日本女子アマで優勝し、ツアープロでもあった母・麻子のDNAを受け継ぐ15歳は一体どんな子か。
父の良兼に聞くと、小学2年ごろに父と練習場に行き、自分のほうが飛ばないのを目の当たりにして「なんでお父さんより飛ばないの?」と悔し涙を流したことがあったという。現在のドライバー飛距離は父の3Wと同じくらい。
「こちらがちょっとミスショットすると、アウトドライブしようとムキになる」(良兼) 。さすがは怪物の娘。対抗心をむき出しにする負けず嫌いの性格だ。
ドライバーはミズノのMP600、ロフト9度、シャフトはグラファイトデザインMD-6の45インチ、硬さはSを使用。男性なみのスペックで、女子プロですら使いこなせないクラブだ。父が師事するジャンボ尾崎にも
「オヤジに似なくて良かったな。ナチュラルドローヒッターだ」
とベタぼめされるという。将来の日本女子ゴルフ界を背負う逸材になるに違いない。
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