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使いやすさで定評のある5代目ザ・ゼクシオがトップ
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各メーカーの2010年モデルのクラブが出揃ってきた。09年に実際に売れたクラブを調べ、その結果を参考に、2010年いちばん売れそうなクラブを販売店のバイヤーが予想した。
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ゼクシオ人気強し。アイアンもザ・ゼクシオが1位
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09年の販売数ランキング(GfK調べ)で、ドライバー、フェアウェイウッド、ユーティリティ、アイアンの4部門を制覇したのは「ゼクシオ」。今年も、その牙城を崩すのは難しそうだ。
「6代目のゼクシオは発売されて1週間ですが、出足は好調です。フェアウェイウッドやアイアンは2年前とほぼ同じペースで売れています。年間通してトップを獲るのは間違いないでしょう」(二木ゴルフ商品部・北條圭一部長)
同店では、「ツアーステージV-iQ」など定番ブランドも好調。だが利用者の飛距離へ対するニーズが高く、北條氏は今後「マックテックNV-F」や「リョーマD-1」などの飛び系ドライバーに期待していると言う。
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ゼウェッジはボーケイ。溝規制で10年はどうなる?
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アイアンの注目株は「インプレスX Vフォージド」。太鼓判を押すのは松坂屋名古屋店バイヤーの渡辺智邦氏だ。
「抜けの良さ、打感の良さ、飛距離の3拍子が揃っています。ゼクシオと差別化を図りたい人にとって、プレミアム感がある」(渡辺氏)
というのがその理由だ。
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ロッサモンザ・スパイダー。スケルトン型の人気は続くか
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また09年は比較的高価格帯の商品が売れ筋だったが、こうした傾向は2010年も続きそう。「同じキャロウェイのアイアンでもX・22よりレガシーが売れる時代」(渡辺氏)
ウェッジについては、09年はボーケイ・スピンミルドの人気が高かった。ただ今年からは新たなウェッジの溝規制が始まるため、人気がどう推移するかは注目となりそうだ。
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