石川遼の恩師で、杉並学院前ゴルフ部監督の吉岡徹治氏が、2010年4月から代々木高校のゴルフ部監督に就任する。08年に杉並学院の監督を退いた後、「MAGIC」を立ち上げて、ジュニアゴルファーの育成に力を注いできたが、今後は高校生ゴルファーの指導にも力を入れる考えだ。
代々木高は通信制で、ゴルフ部に所属して練習に参加することによって卒業に必要な3年間75単位のうち27単位が修得できるというシステム。部員は提携する全国のゴルフ場や練習場が利用できるという。
「通信制に目をつけたのは、全国規模で部員を募集できるから。また、時間が作れるので、働きながらプロを目指したいという高校生も応援できる」と吉岡氏。
監督としては、都内の練習場で定期的に開催する練習や、全国各地で開催する合宿で直接指導にあたる予定。
夢はやっぱり、第二の石川遼を育てること?
「それがすべてではありません。夢に向かって一生懸命突っ走る子どもたちを応援したいというのが私の気持ち。将来的にはレッスンプロやフィジカルトレーナー、スポーツジャーナリストなどゴルフやスポーツ関係の仕事に就きたいと考えている子どもたちを広くサポートしていきたいと考えています」
今年は石川だけでなく、恩師の吉岡先生にも目が離せなそうだ。
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