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改造したシボレー・190バーサタイルとともにフル参戦する竹村
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ビジュアル系ルーキーとして注目される竹村真琴が、今季の切り札として、キャンピングカーを手に入れた。QTでは8位に入り、来季はほぼフル参戦が見込まれている。これに伴い、父、浩一さんは、改造費込みで約1,000万円の高級車を用意したというが、どんな改造をしたのか。
「真琴は線が細いので、もう少し筋肉をつけたい。そのためにも不規則な食事を補えれば」と、浩一さんの運転でトーナメント会場にほぼ毎回、登場する予定の秘密兵器。キッチン、ベッド、トイレ、簡易シャワーが完備されている。
「ラウンド後、何も食べないで練習してしまうことが多いから、家内がここで料理して、何か食べられるように」(浩一さん)との配慮で、両親の強力タッグでプロ1年生の娘をサポートする。
竹村本人はホテルに宿泊予定で、移動にはこの車を利用する。厳しい戦いのなかで癒しにするべく、愛犬テンちゃん(チワワ)も同伴。それにもこの車があれば安心だ。
横峯さくらも06年から同じようにキャンピングカーを用意。サスペンデッドのときやラウンド後に疲労がたまったときの調整に使用したり、食事面も完全にサポートできたことで09年に賞金女王の座をつかんだ。
万全の態勢を整えて挑むルーキーイヤー。これを生かしての活躍が今から楽しみだ。
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