週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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　プロゴルファーがオフの間は、当然、プロキャディたちは仕事はないはず。ではオフの間、どんな生活を送っているのだろうか？ というわけで、プロキャディのオフを覗いてみた。

丸山に帯同したときの米ツアーの知識を生かした副業をする杉澤さん

「オフの重要な仕事は、家族サービス」と言い切るのは、谷口徹や上田桃子のバッグを担ぐ清水重憲さんと、有村智恵の専属キャディ、小田亨さんだ。

「家族で旅行に行くなど、たっぷり家族サービスをさせてもらっています」（清水さん）、「シーズン中は1～2週間に1回程度しか会えませんからね。オフの間に顔を覚えてもらわないと」、と小田さんは苦笑いするが、プロキャディもこの時期はしっかりオフを満喫している様子だ。

　しかし一方で、オフの間は副業にいそしむ人というも多い。丸山茂樹と米ツアーを経験した杉澤伸章さんは、CS放送のゴルフ番組で解説を行うなど多忙な日々を送っているという。

　副業に関しては、ゴルフ場のキャディや、アマチュアにゴルフを教えるなど、ゴルフ絡みの仕事に従事する人が多いのだが、なかには、まったく違う仕事をしている人もいるとか。
「僕自身、昔は某ゴルフ量販店や、居酒屋で働いたこともありますが、毎年、同じガソリンスタンドでアルバイトをしている人もいますよ」（小田亨さん）。

　このように、オフの過ごし方はいろいろでも、プロキャディもオフトレは欠かさないとのこと。休んでいても、やっぱり本業のことが気になるようです。