石川遼がプロ転向以来、フリーだったボールの契約が2月2日に決定した。石川だけでなく、開幕が近づくにつれてプロたちの契約の話題が聞こえてくるようになった。
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米ツアー初戦を前に、もっとも相性のよかったSRI社と契約した石川
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まずは石川のボール契約だが、SRIスポーツ、ブリヂストンスポーツ、キャロウェイの3社に絞られてきたが、2日にSRIスポーツとの契約が発表された。使用するボールは「スリクソンZ-STARプロトタイプ」で中嶋常幸、横峯さくら、古閑美保らのプロたちが使用しており、石川も昨年、優勝した全4試合で使っていたモデルだ。
「スピン重視のなかで飛距離を高めたボール。打感がいいと気に入ってもらえた」とSRIスポーツ広報。近いうちに石川モデルのボールを発売する予定もあるという。
また石川と最後まで賞金王を争った池田勇太も昨年、スポンサー契約を結んでいた日清食品と所属契約を結ぶことになった。
美人プロとして注目を集めている竹村真琴も姉・千里とともに旅行会社大手のJTB西日本と所属契約を結んだ。同社としては、プロスポーツ選手と契約をするのは初めてのことだが世界へチャレンジする姉妹の夢に共感、起用を決めた。
ほかにも上田桃子が「挑戦し続ける姿勢が、アウディの姿勢とマッチした」という理由からアウディ・ジャパンとスポンサー契約を締結。今季からウェアにアウディのロゴマークをつけて戦うことになる。
クラブに関しては、男子では芹澤信雄がタイトリストと契約したことが話題となったが、それ以外では、石川遼の高校の先輩で昨年末にプロ転向をした薗田峻輔がブリヂストンスポーツとの契約を結ぶことを決めた。また女子では一ノ瀬優希が今季からピンと契約することになった。
また、先日のファーマーズ・インシュランスオープンで米ツアー2勝目が期待された今田竜二がカッター&バックとウエア契約を結んだ。
新しいスポンサーからのバックアップを受けたプロたちが心機一転どんな活躍をみせてくれるか楽しみにしたい。
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