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しっかり養生して元気な姿を見せてほしい
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1月中旬、合宿中の青森市内で中嶋常幸が、タクシーのトランクから荷物を降ろしている際に乗用車に追突され、救急車で病院に搬送された。思いがけない事故に遭遇した中嶋に事故後の心境を聞いた。
骨折は免れたものの、ひざのあたりの内出血がひどく、全治2カ月と診断された。松葉杖のため、もっぱら読書の日々だ。
事故はどんな様子でしたか?
「救急車で搬送されたのは初めてでしたけど、大したことはありません。でも痛かった」
例年今ごろはトレーニングを開始する時期ですが。
「いつも2月1日ぐらいにトレーニングを始めるんですけど、治療の進み具合がわからないので、今年はまだいつから始められるのかわかりません」
どんな治療をしているのですか?
「理学療法で、アイシングとか超音波とかです」
今季はどの試合から始動して、何試合ぐらいを予定していたのですか?
「昨年と同じく中日クラウンズから出ようと思っています。試合数は例年どおりで、レギュラーとシニア、合わせて15試合ぐらいになるでしょう」
中日クラウンズは、5月開催の試合なので時間的には間に合いそうですが。
「リハビリにどれぐらいかかるか、筋力も落ちるだろうし、間に合うかどうか……、ちょっとわかりませんね。でも、無理をしないでしっかりリハビリをして、焦らずゆっくりやりますよ。これが遼くんだったら、そうは行かないでしょうけどね」
大事に至らなかったのは不幸中の幸い。華麗なスウィングが見られる日が待ち遠しい。
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